事業名:
重金属含有ガラスのリサイクル技術に関する研究
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生活環境部 衛生環境研究所 リサイクルチーム
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
25年度当初予算要求額 |
1,570千円 |
11,916千円 |
13,486千円 |
1.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算額 |
2,238千円 |
12,069千円 |
14,307千円 |
1.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,570千円 (前年度予算額 2,238千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の内容
液晶・プラズマテレビ等の薄型テレビ、スラグ類等の重金属を含有するガラスから重金属を分離する技術を確立し、リサイクルを推進するために次のことを行う。
○重金属(As、Sb、Pb、Hg)分離技術の確立(塩化揮発、還元溶融、分相法)
○無害化されたガラスのリサイクル技術の確立
2 事業の必要性
(1)テレビの需用はブラウン管テレビから薄型テレビに急速に転換し、将来には薄型テレビの排出量が増加する。
(2)薄型テレビのパネルガラスにはヒ素、自動車廃ガラス等にも鉛を含むものがあり、リサイクルを困難なものとしている。
(3)重金属を含むガラスをリサイクルするには、その分離分離技術を確立し、ガラスを無害化することが不可欠である。
(4)また、無害化されたガラスを付加価値の高い製品にリサイクルする技術を確立することが必要である。
3 事業の効果
(1)今後排出量が増加し、リサイクル技術の確立が課題となっている薄型テレビのパネルガラス等の重金属含有ガラスについてリサイクルを進めることができる。
(2)鳥取県で新規の環境産業の創出、県内の地場産業の育成につながる。
(3)適正なリサイクル技術の確立により、不法投棄等の不適正処理の防止つながる。
4 ガラスリサイクルの流れ
5 平成25年度要求額の内訳
内訳 | 要求額(千円) |
研究打合せ等旅費 | 247 |
試験に要する医薬材料・消耗品費 | 1,323 |
合計 | 1,570 |
6 事業期間及び経費
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)ブラウン管鉛ガラスからの鉛分離技術を中心に研究
(2)分相法等の方法によりほぼ100%の鉛を分離することに成功
(3)薄型テレビのパネルガラスにはヒ素、アンチモンが含まれるものがあり、このような重金属を含むガラスは、リサイクルが難しい。
(4)重金属を含むガラスをリサイクルするには、その分離分離技術を確立し、ガラスを無害化することが不可欠であるが、これらのガラスから重金属を分離する研究はほとんどない。
これまでの取組に対する評価
(1)今後排出量が増加し、リサイクル技術の確立が課題となっている薄型テレビのパネルガラス等の重金属含有ガラスについてリサイクルを進めることが必要である。
(2)ブラウン管鉛ガラスからの鉛分離技術では、優れた技術が開発されており、その技術の軸として、他のガラスのリサイクル技術への応用を図ることが期待される。
工程表との関連
関連する政策内容
環境の保全・再生と活用に関する調査研究
関連する政策目標
廃棄物のリサイクルに資する研究の実施
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
2,238 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2,238 |
要求額 |
1,570 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,570 |