(1)平成25年4月からの3年間を第2期として、新たに鳥取県地球温暖化防止活動推進センター(以下「県センター」という。)を指定する(第1期(H22〜24)は「NPO法人ECOフューチャーとっとり」を指定)。地域で活動する「地球温暖化防止活動推進員」及び、環境について専門的な知識を持っている専門家「とっとり環境教育・学習アドバイザー」を活用し、県民の環境学習・環境活動を推進するため「県センター」に事業委託を実施する。
(2)エネルギー使用状況の現状把握と、それぞれの実情に合わせて実効性の高い改善提案を行う「うちエコ診断」を普及させるため、事業者によるうちエコ診断を実施。平成24年度は住宅用太陽光発電システム取扱事業者を対象にモデル的に実施しており、平成25年度はハウスメーカー等の他業種へも普及させるため診断員の養成・支援を「県センター」に委託する。
(3)TEASは、関西圏で広く普及しているKES(TEASの関西版)との協働認証をH23.5月から実施したところ。関西圏でのネームバリューを高めるとともにPRを推進していく。また、教育委員会と連携をとりながら、TEASの認証の推進とともに、TEASを活用した環境教育・学習の推進を図る。
(4)家庭におけるTEASIII種の取組みとして、電子環境家計簿「わが家のエコ録」をH21年度に構築したところ。システムのPRとともに普及啓発を図る。
(5)平成22年4月からの「鳥取県地球温暖化対策条例」の全部施行により、温室効果ガスを多量に排出する事業者の計画策定・計画に基づく達成状況報告制度等が開始。
(特定事業者の「取組計画」策定:76事業者)
(6)カーボン・オフセットでは、新クレジット制度が平成25年度から開始されるため、制度の周知及び新クレジットの創出・オフセットの推進を図る。