現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 教育委員会の特別支援学校における医療的ケア実施体制検討事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

特別支援学校における医療的ケア実施体制検討事業

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教育委員会 特別支援教育課 指導担当  

電話番号:0857-26-7575  E-mail:tokubetusienkyouiku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 1,589千円 1,589千円 0.2人 0.0人 0.0人
調整要求額 404千円 1,589千円 1,993千円 0.2人 0.0人 0.0人
要求総額 404千円 1,589千円 1,993千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:404千円    財源:単県   追加:404千円

事業内容

1 事業概要

平成24年4月1日から施行された「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」を踏まえ、新制度を効果的に活用し、児童生徒等の安全性を確保しながら充実した学習を行うことができる特別支援学校の医療的ケア実施体制について検討する。

2 現状・課題

(1)これまでの国の動向の整理

    ○厚労省研究会報告書(平成16年9月)における法律的整理
      教員のたん吸引について違法性阻却の考え方により許容
    ○「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改   正する法律」(平成24年4月1日施行)
      一定の研修を受けた介護職員等は一定の条件の下にたんの  吸引等の医療的ケアができるようになる。

    (2)県の取組の現状
    ○医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援事業
     (単県事業:平成12年〜)
      学校内(通常の学習場所)における医療的ケアの実施
    ○修学旅行等における医療的ケア(単県事業:平成10年〜)
      県立特別支援学校における修学旅行等において医師又は看護 師の同行を依頼し、対応

    (3)今後の課題
    ○医療的ケア実施に係る教職員研修の体制整備
    ○衛生的な環境整備
    ○医療的ケアを教職員の職務に位置づけることに係る課題
    ○修学旅行等における医療的ケア検討
    ○通学バスにおける実施検討

3 事業内容

(1)特別支援学校における医療的ケア実施体制検討委員会の開催(新規) 404千円
 特別支援学校において医療的ケアを教職員が実施する場合の実施の在り方について、医師・看護師・学校関係者・保護者・行政担当者等による検討委員会(委員10名)を4回開催し、検討を行う。
<主な検討内容>
○医療的ケアを実施する職種
○医療的ケアを実施する状況
○緊急対応、補償に関すること
○医療的ケアの実施に係るガイドラインの作成
項目
内容
経費(千円)
報償費委員6名分 8900円×6名×4回
214 
旅費委員旅費(中部地区開催予定)
 3500円×8名×4回
 1000円×2名×4回
120 
使用料会場使用料 10000円×4回
40 
需用費資料印刷費・湯茶代等
30 
404 

4 今後のスケジュール

H25年
 4月〜7月
特別支援学校における医療的ケア実施体制検討委員会での検討(平成25年4月〜7月、計4回開催)
第1回 教職員による医療的ケア
第2回 修学旅行等における医療的ケア
第3回 通学支援(通学バス等)における医療的ケア
第4回 まとめ
 教職員による医療的ケアの実施体制整備については、検討委員会の結果を踏まえ、対応を進める。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○医療的ケアが必要な幼児児童生徒学習支援事業(単県事業:平成12年〜)
・学校内(通常の学習場所)における日常的な医療的ケアの実施を行う。
・安全性確保の観点から、原則として看護師による実施を優先とする。
・学校長が、教育の充実を図る上で必要と考える場合において、看護師と連携の下、教員が実施することも可能としている。
○修学旅行等における医療的ケア(単県事業:平成10年〜)
・県立特別支援学校における修学旅行等において、重度の障がいを有する児童・生徒に対して旅行中に必要となる医療行為の実施に際し、医師又は看護師の同行を依頼し、対応している。
○通学支援(通学バス等)に係る医療的ケア
・本県においては平成9年より特別支援学校における通学バスの運行を実施。
・通学時における児童生徒の安全性を考え、医療的ケアを必要とする児童生徒は利用対象にしていない。

これまでの取組に対する評価

・医療的ケアが必要な児童生徒がいる全て学校に学校看護師を配置して、対応してきた。
・学校看護師を新たに雇用する場合、人材不足の傾向がある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 404 0 0 0 0 0 0 0 404
保留・復活・追加 要求額 404 0 0 0 0 0 0 0 404
要求総額 404 0 0 0 0 0 0 0 404