現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 文化観光局の[継続費]県民文化会館梨花ホール舞台床改修工事
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

[継続費]県民文化会館梨花ホール舞台床改修工事

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文化観光局 文化政策課 企画調整担当  

電話番号:0857-26-7839  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

事業費

継続費要求額:175,802千円

事業内容

1 事業内容

 県民文化会館梨花ホールの舞台床の張替及び同音響反射板レール蓋の自動化改良工事に係る実施設計、工事監理及び改修工事に要する経費。

2 改修工事の概要

(1)梨花ホール舞台床更新工事

    ア 工事の概要

    木製床組構造である梨花ホール舞台床面の集成材等の張替を行う。
    イ 必要性
    開館時の整備から20年を経過し、舞台床面の傷、剥がれ、汚れにより催事対応に支障(素足での踊りによる怪我の恐れ、来場者からの苦情)が生じているほか、床鳴りの軋み音や床レベルの段差により出演者や楽器の出入に不具合を生じている。また、コンクリート製(塗装仕上げ)である側舞台は塗装剥がれ、多数のクラックが発生しておりいずれも早急の改修が必要となっている。
    ウ 必要経費
    実施設計費
    3,381千円
    改修工事費
    75,339千円
    合計
    78,720千円
    エ その他
    当該改修工事は、平成23年度に営繕課が中心となって策定された県有文化施設3館(県民文化会館、倉吉未来中心、米子コンベンションセンター)中長期保全計画においては、平成25年度の改修が位置付けられている。

    (2)梨花ホール音響反射板レール蓋自動開閉化改良工事
    ア 工事の概要
    梨花ホール舞台上の音響反射板を前後に移動させる際に、音響反射板の走行レール蓋(舞台床の一部を兼ねている。)が自動で開閉するよう改修を行う。
    イ 必要性
     現状では、吹奏楽やクラシック演奏会に使用される音響反射板を移動させる際、音響反射板の走行レール上に設置された蓋(舞台床)を人力で撤去する必要があり、時に時間的制約から利用者に作業をお願いすることもあって、指を挟んだりレール溝に足を踏み外す危険性があることから舞台床の更新と併せて開閉が自動で出来るよう改良工事を行う。
    ウ 必要経費
    実施設計費
    2,855千円
    設計意図伝達費
    387千円
    工事監理費
    3,426千円
    改修工事費
    89,888千円
    合計
    97,082千円
    エ その他

     当該改良工事は、上記の中長期保全計画における位置付けは無い。

3 要求額

平成25年度要求額 73,740千円
(継続費 175,802千円
   H25  73,740千円
   H26 102,062千円)
(内訳)
梨花ホール舞台床更新工事
実施設計委託料
3,381千円
工事費(前金4割)
30,135千円
小計
33,516千円
梨花ホール音響反射板レール蓋自動開閉化改良工事
実施設計委託料
2,855千円
設計意図伝達費
387千円
工事監理費(前金3割)
1,027千円
工事費(前金4割)
35,955千円
小計
40,224千円
合計
73,740千円

4 その他

 両工事においては、県産材の使用を想定しているため、必要な材料の確保に時間を要することから、工期が翌年度にまたがることが見込まれる(設計期間約5ヶ月、工事期間約8ヶ月)。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
◆上質な芸術文化の提供、気軽に参加・体験できる場の提供

<取組状況>
◆平成18年度から3年間、指定管理者制度導入により、(財)鳥取県文化振興財団を指定管理者に指定して管理を委託。さらに平成21年度から5年間、同じく(財)鳥取県文化振興財団を指名して指定管理を委託。

◆倉吉未来中心は「人と人との交流を促進し、地域の活性化を図るため」に設置された施設。倉吉市が管理する倉吉パークスクウェアと連携を図るとともに、地元の文化活動者らとともに賑わい創出のイベント(コンサート、展覧会等)を実施するなど中部地域における地域活性化(交流促進)の拠点施設としての役割を十分に果たしてきているところ。

これまでの取組に対する評価

<評価>
◆施設の管理運営については、概ね良好になされてきたものと評価。平成24年度には指定管理の状況に関し外部有識者から意見聴取を行ったが、適切に管理が行われているとの評価をいただいている。また、(財)鳥取県文化振興財団が自主的に実施している利用者懇談会でも、利用者からは総体的に高い評価を得ている。

◆「中部地域の芸術文化振興拠点施設」としても、中部地区を中心とした文化団体に対する助言・支援及びアートマネジメントを適切に実施しており、また施設を活用した文化事業でも定評を得ている。

◆引き続き、残された指定管理期間で中部地域の文化芸術レベルの底上げに寄与できるよう期待する。

<今後の課題>
◆施設開館から11年経ち、施設全体及び備品全体の老朽化による影響が各所で見られる。昨年度営繕課が中心となって策定された県有文化施設3館中長期保全計画を基に、予防保全の観点から計画的な改修を行っていくことが必要。

◆指定管理期間最後の年を迎えることからこれまでの取組とその成果について総括を行うことが必要。

工程表との関連

関連する政策内容

文化芸術活動の活性化、鑑賞機会の充実

関連する政策目標

県民が芸術・文化を発表する場や鑑賞する機会を拡充



継続費要求書 (単位:千円)

事項 期間 区分 限度額 財源内訳 説明
国庫支出金 起債 分担金
負担金
その他 一般財源
款:総務費
項:企画費
目:計画調査費

県民文化会館梨花ホール舞台床改修工事
平成25年度から
平成26年度まで
要求総額
175,802
0

0

0
0
175,802
年度
平成25年度
73,740 0 0 0 0 73,740
平成26年度
102,062 0 0 0 0 102,062