(1)梨花ホール舞台床更新工事
ア 工事の概要
木製床組構造である梨花ホール舞台床面の集成材等の張替を行う。
イ 必要性
開館時の整備から20年を経過し、舞台床面の傷、剥がれ、汚れにより催事対応に支障(素足での踊りによる怪我の恐れ、来場者からの苦情)が生じているほか、床鳴りの軋み音や床レベルの段差により出演者や楽器の出入に不具合を生じている。また、コンクリート製(塗装仕上げ)である側舞台は塗装剥がれ、多数のクラックが発生しておりいずれも早急の改修が必要となっている。
ウ 必要経費
実施設計費 | 3,381千円 |
改修工事費 | 75,339千円 |
合計 | 78,720千円 |
エ その他
当該改修工事は、平成23年度に営繕課が中心となって策定された県有文化施設3館(県民文化会館、倉吉未来中心、米子コンベンションセンター)中長期保全計画においては、平成25年度の改修が位置付けられている。
(2)梨花ホール音響反射板レール蓋自動開閉化改良工事
ア 工事の概要
梨花ホール舞台上の音響反射板を前後に移動させる際に、音響反射板の走行レール蓋(舞台床の一部を兼ねている。)が自動で開閉するよう改修を行う。
イ 必要性
現状では、吹奏楽やクラシック演奏会に使用される音響反射板を移動させる際、音響反射板の走行レール上に設置された蓋(舞台床)を人力で撤去する必要があり、時に時間的制約から利用者に作業をお願いすることもあって、指を挟んだりレール溝に足を踏み外す危険性があることから舞台床の更新と併せて開閉が自動で出来るよう改良工事を行う。
ウ 必要経費
実施設計費 | 2,855千円 |
設計意図伝達費 | 387千円 |
工事監理費 | 3,426千円 |
改修工事費 | 89,888千円 |
合計 | 97,082千円 |
エ その他
当該改良工事は、上記の中長期保全計画における位置付けは無い。