現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 県土整備部の山陰海岸ジオパークPR看板設置事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

山陰海岸ジオパークPR看板設置事業

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県土整備部 東部県土整備局 計画調査課地域計画班  

電話番号:0857-20-3612  E-mail:toubukendoseibi@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 11,511千円 1,589千円 13,100千円 0.2人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,511千円  (前年度予算額 0千円)  財源:国1/2 

事業内容

1 事業概要

■山陰海岸ジオパークPRのため、ジオパーク関係の取組を所管する観光政策課と連携し、同エリア内の施設整備を行うもの。

2 背景・経緯

■世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークであるが、知名度が中々上がらず、県東部地域の観光は依然として砂丘頼みの状況。高規格道路の整備が進むことで観光客の増加も見込まれるが、反面、訪問地が砂丘だけでは、宿泊等なしに通過されてしまうことも危惧される。

    山陰海岸ジオパークは、平成26年度に1回目の再審査が予定されており、審査を通過するためにもなお一層の積極的な取組が必要
    平成25年度には、ジオパークロード「鳥取豊岡宮津自動車道」の一部となる国道9号駟馳山バイパス、県で整備中のインターチェンジアクセス道路の開通が見込まれている。
    また、県で整備中の岩美道路における岩美IC(仮称)〜浦富IC(仮称)については、平成26〜27年度の部分供用を目指しており、同地域の観光振興へ向け追い風となる。
    ■その追い風を最大限活かすべく、県の観光振興を所管する観光政策課とも連携して問題意識を共有し、役割分担を決定。
    東部県土整備局では、地元の道路事情等に精通している強みを活かしてジオスポット等の誘導・案内施設の整備を行うことで、ジオパークエリアの観光振興並びに管内道路の有効利用を図る

3 事業内容

総事業費 C=11,511千円
(国費5,755千円,県費5,756千円)
※社会資本整備総合交付金(広域連携) 効果促進事業
(国費率:1/2)

(1)ジオサイト誘導看板設置
・観光客の集まる砂丘からの帰り道に他のジオサイトへ誘導する看板を設置し、誘客を図る。
開通する駟馳山バイパスのインターチェンジ付近を中心に、鳥取豊岡宮津自動車道インターチェンジ付近に他のジオサイトへ誘導する看板を設置し、誘客を図る。
  ○ジオサイト誘導看板設置(N=5基) C=10,064千円
(2)ジオサイト案内標識設置
 ジオサイトを案内する標識を設置する。
  ○案内標識設置(N=9基) C=1,447千円

4 事業の効果

◆開通する高規格道路のインターチェンジから観光地へのスムーズで安全な誘導を行うことで、観光客へのサービス向上を図り、観光客の増加に寄与する。又、誘導看板を目にすることによるジオサイトの知名度向上効果も期待される。


山陰海岸ジオパーク推進室によるジオサイトの知名度を向上の取組(「山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業[別途観光政策課が要求中]」における取組のひとつ)と併せて適切な誘導・案内施設の整備を行うことで、ジオサイト間の連絡強化、ひいてはジオエリア滞在時間の延長が図られ、圏域における宿泊客増加が見込まれる。(宿泊客の増により、一人当たり観光消費額の増も見込まれる。)

◆これら施設整備は、山陰海岸ジオパークを活かした観光振興の取組に対し、今後も継続した効果が見込まれる。

5 世界ジオパークネットワークとは

◇ジオパークは、地質遺産を含む一種の自然公園で、地質遺産を保護し研究に活用するとともに、教育や地域の振興に活かすことが目的。
◇ユネスコの支援により、2004年に世界ジオパークネットワーク(事務局:ユネスコの生態・地球科学部門)が設立。(現在、中国、ヨーロッパを中心に77カ所が加盟。日本では平成21年8月に糸魚川地域等3地域が初めて加盟し、平成22年に山陰海岸が4箇所目の加盟をはたす。)

(加盟するメリット)
◇世界ジオパークネットワーク加盟に際して審査があるので、ジオパークとしての質の高さが保証される。
世界的な知名度が高まる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
(年度別の推進経過)
平成18年度
◇山陰海岸国立公園但馬地域連絡会議で世界ジオパークネットワーク加盟に向けた組織を設立することを決定
平成19年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会設立(7月)
平成20年度
◇日本ジオパークに認定(12月)
平成21年度
◇国内からの世界ジオパークネットワーク申請地域に決定(10月)
平成22年度
◇世界ジオパークネットワークへの加盟が認定(10月)
平成23年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会を中心に、山陰海岸ジオパーク110kmウオーク、山陰海岸ジオパークスタンプラリー等エリア全域を対象としたイベントの開催が行われた他、当県としても、引き続き地元での取組に対する支援や、県内外でのPRを行った。
平成24年度
◇第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウム開催(平成27年度)が決定

これまでの取組に対する評価

○世界ジオパークネットワークに加盟を果たし、県内を中心に認知度の向上が図られ観光客の入り込み客数、教育現場での活用等少しずつではあるが活用がはかられているところ。
○しかしながら、まだまだ国内外での認知度不足は否めないところであり、引き続き普及・啓発に取り組んでいくととともに、広域観光ルートを設定し観光客に来て頂く取組が必要。
○また、GGN(世界ジオパークネットワーク)の再審査が平成26年度に行われ、3県6市町が一体的な活動を推進することが必要。

工程表との関連

関連する政策内容

魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信

関連する政策目標

鳥取県の観光情報等の発信を図り、本県の観光の魅力・知名度を向上させ、観光客の増加を目指します。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 11,511 5,755 0 0 0 0 0 0 5,756