現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 文化観光局のとっとりスタイルエコツーリズム普及推進事業(スポーツツーリズム)
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとりスタイルエコツーリズム普及推進事業(スポーツツーリズム)

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文化観光局 西部県民局 大山中海観光課観光担当  

電話番号:0859-31-9709  E-mail:seibu_kenmin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 28,000千円 6,355千円 34,355千円 0.8人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 20,000千円 6,437千円 26,437千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:28,000千円  (前年度予算額 20,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

健康によく環境にも優しいサイクリングは、近年、DBSクルーズ船で訪れる観光客にも親しまれている。大山中海圏域の豊かな自然環境の中で、安全、安心、快適にサイクリングを楽しめるよう県西部地域をモデル地域として環境整備を進める。

     併せて、サイクリングに関連するスポーツイベントを開催支援することにより、国内外からの観光客の増加・県内観光業の活性化を目指す。

2 事業内容

(1)【継続】サイクリングロード路面標示整備

要求額:10,000千円(11,060千円)
<整備コース>
ラムサール条約湿地・中海一周コース(全長約86km)のうち鳥取県内部分(全長約30km・約72か所)
※島根県とは両県知事会議の利活用WGで調整中
※H24路面標示整備済みコース
 →ツール・ド・大山コース(全長85km・123か所)

(2)【新規】サイクリングロード整備調査
要求額:5,000千円(0千円)
白砂青松の弓浜半島から望む大山の絶景を楽しめる、新たなコース整備のための調査。
<調査コース>白砂青松・弓浜半島コース(総延長約15km)

(3)【新規】将来の大規模コース設定に向けた基礎調査
要求額:3,000千円(0千円)
将来的な大会開催も視野に入れた大規模コース設定の可能性を探るための基礎的な調査を行う。
<調査コース>
とっとり横断絶景ルート(総延長約125km)
〜 国立公園大山から山陰海岸ジオパークまで 〜

(4)【継続】サイクリングサポート「ダイジョウブシステム」の整備
要求額:1,500千円(1,000千円)
トイレ・シャワー利用やパンク修理など、サイクリストにとって安心・快適なサービスを提供する仕組みを引き続き整備する。
<実施主体>合同会社皆生未来開発(総合窓口拠点)
<助成対象経費>バイクラック代、空気入れ代、パンク修理道具代、フラッグ代等
<所要経費>総事業費3,000千円×1/2(県補助率)=1,500千円

(5)【新規】自転車積載バスの整備
要求額:1,500千円(0千円)
大山ダウンヒルサイクリングなどの利便性を図るため、大山を周遊する観バスを「自転車積載バス」へと転換を図るために必要な経費の一部を助成する。
<自転車積載バスの活用場面(一例)>
米子駅・皆生温泉→自転車積載バス→大山寺着→ダウンヒルサイクリング→生温泉着
<所要経費>750千円(補助上限額)×2台分=1,500千円

(6)【一部新規】スポーツイベント開催支援事業
要求額:7,000千円(8,500千円)

国際的に誘客が見込め、大山中海圏域の観光振興に寄与するスポーツイベントについて、開催経費の一部を助成する。(地元市町村支援額と同額)

<補助対象とする大会>

  • 全日本トライアスロン皆生大会 [水泳・自転車・ラン]
 日本トライアスロン発祥の地・皆生の海を泳ぎ、自然豊かな大山山麓を自転車で駆け抜け、白砂青松の弓浜半島を走りぬける鳥取県を象徴するスポーツイベント。H24:開催32回目、参加者850人
  • 皆生・大山SEA TO SUMMIT [カヤック・自転車・登山]
 日本海をカヤックでスタートし、自転車と登山を組み合わせて、大山山頂を目指す環境型スポーツイベント。H24:開催4回目、参加者288人(過去最多)
※5周年の節目を迎えるH25は、現在国内5か所で開催されている各大会代表者が一堂に会する「SEA TO SUMMIT サミット」を開催。
  • ツール・ド・大山 [自転車]
 大山山麓約85kmを自転車で一周するサイクリング大会。H24:開催17回目、参加者648人(過去最多)
  • 【新規】サイクルトレインイベント [自転車・鉄道]
 自転車と鉄道を組み合わせたサイクリングイベント。H24の実証実験を本格的なイベントとして発展させる。

大会名
全日本トライアスロン皆生大会
皆生・大山SEA TO SUMMIT
ツール・ド・
大山
【新規】
サイクルトレインイベント
補 助
対象者
皆生トライアスロン協会
皆生・大山SEA TO SUMMIT実行委員会
ツール・ド・大山実行委員会
実行委員会(予定)
補助対
象経費
大会開催に要する経費
補助率
定 額
県補助
上限額
(5,000)
5,000千円
(2,000)
1,000千円
(500)
500千円
( 0)
500千円
市町村
の支援
(予定)
米子市
5,000千円
米子市
500千円
大山町
1,000千円
大山町
 500千円
米子市 
 500千円
※括弧内:前年度当初予算

※とっとりスタイルエコツーリズム※

・鳥取の美しい自然環境をはじめ、まちなみ、温泉、歴史、文化
 (まんがを含む)、伝統行事、食、水、人材などの豊富な地域資
 源を、行政・観光関係者をはじめとする地元住民が再評価。
・それらを活用した鳥取ならではの質の高い観光商品づくりを進
 め、幅広い消費者へ商品を提供する仕組みを構築。
                   
・地域資源の保全と観光収入の増加が両立する“持続可能な観
 光地・観光業”を実現。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


 <政策目標>
 豊かな自然環境や対岸諸国に近い地理的な優位性を生かし、サイクリングやウォーキング、また自然を満喫する旅の志向を捉えた取組を進めるとともに、各種スポーツイベント等の振興を図る。

 <これまでの主な取組>
(1)サイクリングロード整備検討会の設立(H22)
(2)5つのサイクリングモデルコースの設定(H23)
(3)スポーツイベントの国際化等推進(H23〜)
 皆生トライアスロン、皆生・大山シーツーサミット、ツール・ド・大山
(4)サイクリングロード整備(H24)
  ツール・ド・大山(総距離:約85km、表示予定箇所:123箇所)
(5)「コグステーション皆生」の設置支援(H24)
 平成24年7月、大山・中海エコツーリズム協議会が中心となって、自転車やシーカヤックを活用したプログラムを提供する窓口「コグステーション皆生」の設置を支援。
(6)サイクリングサポートシステム(ダイジョウブシステム)の構築(H24)
 サイクリストにとって安心・快適な環境づくりに向けたサポート体制を、地域ぐるみで構築しようと整備中。
(7)台湾ジャイアント社等へのプロモーション(H23〜)
 ツール・ド・大山への台湾ジャイアント社の協賛依頼及び選手派遣、またジャイアント旅行社のサイクリングツアー商品の造成に向けた調整を行っている。
(8)サイクルトレインの実証実験(H24)
 米子市議会観光振興議員連盟が中心となって、JR(境線)と一畑電鉄の協力を得ながら、自転車と鉄道を組み合わせたサイクルトレインイベントを初実施。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・韓国旅行会社による商品造成も活発化し、スポーツツーリズムによる誘客は着実に進んでいるといえる。
 →DBSクルーズフェリーでは毎回アウトドア層が来県(登山、サイクリング、ウオーキングなど)
・サイクリングコースの路面標示整備は、国内外から多くのサイクリストを呼び込み、当地を代表するコースに育った。
・ゴルフ、スノーシューなどの新たな商品造成の働きかけも積極的に行い、25年度の造成・販売に向けて大きな期待が持てる。
・主要なスポーツ大会の国内外における知名度が向上し、参加申込も年々増加している。


<課題>
(1)総合窓口拠点の充実・発展
(2)国内外への効果的な売り込み・情報発信
(3)快適にスポーツを楽しむための環境整備
(4)ビジネス化・収益性の向上
(5)主要スポーツイベントへの国外参加者の増

工程表との関連

関連する政策内容

スポーツツーリズムの推進

関連する政策目標

豊かな自然環境や対岸諸国に近い地理的な優位性を生かし、サイクリングやウォーキング、また自然を満喫する旅の志向を捉えた取り組みを進めるとともに、各種スポーツ大会等の振興を図ります。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
要求額 28,000 0 0 0 0 0 0 0 28,000