1 事業概要
米子ソウル国際定期便の安定運航のためアシアナ航空に対して運航経費を支援するとともに、官民一体で同便の利用促進に取り組むため、「山陰国際観光協議会」に負担金を交付する。
2 要求内容
山陰国際観光協議会負担金 13,000千円 (うち特別対策分 3,000千円)
※日本からの利用者を中心とした利用促進事業に要する経費
総事業費 33,000千円
(内訳)県 13,000千円、市町村・民間等 20,000千円
【25年度事業(案)の主な変更点】
○既存事業の拡充
・グループ旅行支援の拡充
[現行]
目的地 | 2名〜 | 4名〜 | 8名〜 | 13名〜 | 25名〜 | 50名〜 |
韓国 | - | 1万円 | 2万円 | 5万円 | 10万円 | 15万円 |
第三国 | 1万円 | 2万円 | 4万円 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
※グループに対し上記額を支援
[拡充後]
閑散期(4〜6月、12・1月):5,000円/人
繁忙期(7〜11月、2・3月):3,000円/人
・情報発信の充実
ラジオ、テレビ等での通年の情報発信
イベント参画等による情報発信
○特別対策事業(25年度限り)
・モニターツアー
搭乗率低迷期等に参加者アンケート協力、アシアナ山陰ファンクラブ加入などを条件に実施(延べ100名程度)
・パスポート取得支援
〔特別対策実施理由〕
円安の進行、竹島問題、新政権誕生による日韓関係の変化など懸念材料が多いなか、リピーター層の拡大及び新規利用者の開拓を集中的に実施し、米子ソウル便のアウトバウンド利用の基盤を強固なものにする。
3 米子ソウル便がもたらす効果(県試算による)
(1)地域居住者の便益→ 年間約2億3千万円
・ 国際空港アクセスに要する時間の短縮効果、交通費の削減効果
(2)外国人来訪による波及効果→ 年間約3億6千万円以上
(3)その他の効果
・ 企業誘致のアピールポイント、地域産業の国際化・高度化
・ 韓国や北東アジア諸地域との国際交流の推進に寄与
・ 定期便就航による、税関等CIQの機能の確保
・ 県民の国際感覚の醸成 等