事業名:
山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
文化観光局 観光政策課 山陰海岸世界ジオパーク推進室
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
25年度当初予算要求額 |
34,434千円 |
0千円 |
34,434千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算額 |
4,772千円 |
31,379千円 |
36,151千円 |
3.9人 |
2.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:34,434千円 (前年度予算額 4,772千円) 財源:国1/2
事業内容
1 事業概要
○世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークについて、教育面、観光面等での活用に繋がる事業等を山陰海岸ジオパーク推進協議会や県関係課と連携して推進する。
○関西広域連合においても、山陰海岸ジオパークの認知度を高めるためのトッププロモーションや訪日観光対策の事業を進める。
2 事業内容
(1)山陰海岸ジオパーク体感事業(新規) 21,500千円
山陰海岸国立公園指定50周年を契機に、山陰海岸ジオパークの魅力を国内外に発信
7月〜8月にかけて、ジオパークの様々な魅力を体感できるイベントや情報発信を展開
(イベント内容)
○アウトドア専門家によるネイチャー講座(8,000千円)
・鳥取砂丘、浦富海岸周辺で4回程度開催
・アウトドア雑誌との連載タイアップにより、全国に情報発信
○ナツヤスミ宿題ラリー(3,500千円)
・鳥取砂丘、浦富海岸の体験メニューの集中開催
・夏休みの自由研究対策として打ち出し
○鳥取砂丘で光のアートイベント(10,000千円)
・ペンライトで空間に巨大なアートを描く参加型イベント
・完成した作品は、WEBや動画サイトなどに掲載
(参考)その他の50周年関連事業 (単位:千円)
事業名・内容 | 要求額 |
○世界へアピール!山陰海岸ジオパークプロジェクト(山陰海岸国立公園指定50周年記念事業)
・山陰海岸ジオパークを中心とした山陰海岸の魅力を発信するため、H25年8月頃に記念式典、パートナーシップイベント、鳥取県自主事業を実施
(公園自然課) | 1,500 |
○鳥取砂丘情報発信事業(山陰海岸国立公園指定50周年記念事業)
・鳥取砂丘こどもフェスティバル(さかなクンとお絵かき、砂絵つくり体験など)
・廃油キャンドルを使ったギネスチャレンジ
(砂丘事務所) | 9,932 |
(2)ジオガイドスキルアップ事業(新規) 1,403千円
観光客からの視点によるジオガイドの外部評価を実施し、その結果を踏まえた講習会等を開催
(対象) 県内のジオガイド団体 13団体
(内容) ・外部コンサルタントによるガイドの活動内容の調査
(3)ジオパーク旅行商品造成推進事業 7,500千円
ジオパークの魅力を知ることができるよう、ジオガイドの活用等を要件とする旅行商品造成を推進(県観光連盟に委託)
ア 旅行会社、学校関係者の現地視察会開催(2,500千円)
イ ツアー造成に対する補助(新規)(5,000千円)
(補助要件)
・ジオサイトへ立ち寄り、ジオガイドを活用すること。
・ツアータイトルに「山陰海岸ジオパーク」を入れること。
(補助額)
1件あたり上限 250千円 × 20件
(4)ジオパーク女子旅モニターツアー 4,031千円
女性ブロガー等を対象に、女性ならではの旅行企画を募集し、個人モニター旅行を実施(20人×2回)
・写真や感想などの旅行記事をWEBサイトで情報発信
・外国人パワーブロガー(韓国、台湾)も招致(5人)
3 背景・経緯
○山陰海岸ジオパークは、平成22年10月の世界ジオパークネットワーク加盟後、地域において教育や観光活用に向けて様々な取り組みが始まり、観光入り込み客数の増加など一定の効果があるものの、いまだジオパークそのものの認知度の低さなどの課題もある。
○平成25年には山陰海岸国立公園指定50周年を迎えるほか、平成26年は世界ジオパークネットワークの再審査が控えている。
○このため、山陰海岸国立公園指定50周年を契機として、さらなる情報発信、隠岐ジオパークとの連携など、ジオパーク活動のステップアップを図る。
4 山陰海岸ジオパーク推進協議会の取組
◇山陰海岸ジオパーク協議会負担金:一般事業要求
◇平成27年度に第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウムを山陰海岸で開催予定であり、前回大会となる第3回APGNシンポジウム(済州島)で、次期開催地として山陰海岸ジオパークを世界にアピールする。
協議会実施の想定事業(予算計上予定額 約30,000千円)
○ジオパークフォーラムの開催
○ガイド養成講座、交流会の開催
○ジオパークを活かした学術研究、教育面での活用
○ジオパークフェスティバル、キャンペーンの実施等
○モニター旅行の実施 など |
(参考)山陰海岸ジオパーク推進協議会の概要
◇役員:会長 中貝 宗治(豊岡市長)
◇構成員:行政、商工団体、観光団体、漁協、遊漁船会社等
*行政は、3府県(京都府、兵庫県、鳥取県)、3市3町(京丹後市、豊岡市、新温泉町、香美町、鳥取市、岩美町)が参加。 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(年度別の推進経過)
平成18年度
◇山陰海岸国立公園但馬地域連絡会議で世界ジオパークネットワーク加盟に向けた組織を設立することを決定
平成19年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会設立(7月)
平成20年度
◇日本ジオパークに認定(12月)
平成21年度
◇国内からの世界ジオパークネットワーク申請地域に決定(10月)
平成22年度
◇世界ジオパークネットワークへの加盟が認定(10月)
平成23年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会を中心に、山陰海岸ジオパーク110kmウオーク、山陰海岸ジオパークスタンプラリー等エリア全域を対象としたイベントの開催が行われた他、当県としても、引き続き地元での取組に対する支援や、県内外でのPRを行った。
平成24年度
◇第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウム開催(平成27年度)が決定
これまでの取組に対する評価
◇世界ジオパークネットワークに加盟を果たし、県内を中心に認知度の向上が図られ観光客の入り込み客数、教育現場での活用等少しずつではあるが活用がはかられているところ。
◇しかしながら、まだまだ国内外での認知度不足は否めないところであり、引き続き普及・啓発に取り組んでいくととともに、広域観光ルートを設定し観光客に来て頂く取組が必要。
◇また、GGN(世界ジオパークネットワーク)の再審査が平成26年度に行われ、3県6市町が一体的な活動を推進することが必要。
工程表との関連
関連する政策内容
魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信
関連する政策目標
世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークを活用し、鳥取県と周辺地域(関西、中四国等)を周遊する観光客の増加を目指す。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
4,772 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,772 |
要求額 |
34,434 |
17,217 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
17,217 |