1 事業の目的
第3次鳥取県男女共同参画計画の策定にあたり、「女性の参画による社会全体の活性化」、「男女共同参画の推進による地域活力の創造」を基本的視点とし、「地域の様々な分野における男女共同参画の推進」を重点目標としている。
男女共同参画社会を実現するため、地域を活性化する女性リーダー、活動団体の育成について、明治大学・鳥取大学・県が連携して取り組む。
《計画策定にあたっての基本的な視点》 1.女性の参画による社会全体の活性化
2.男性にとっての男女共同参画
3.男女共同参画の推進による地域活力の創造
4.男女間における暴力を許さない社会づくり |
2 現状・背景
明治大学、鳥取大学、県(以下、三者)が連携し、地域で活動する女性の育成を目的とする「とっとりグランマ倶楽部」を実施しており、発足から5年が経過するところだが、生涯学習の観点からの受講者が多く、受講後の地域活動につながりにくい。
3 事業内容
「とっとりグランマ倶楽部」の趣旨「地域で活動する女性の育成」を引き継ぎ、三者が連携し、女性(個人、グループ)から地域活動にかかるアイディアを募集し、活動を実現するための知識やスキルの習得から実践までを一貫して支援する。
(1)活動実践に必要な知識・スキルを習得するための講座実施(カリキュラムの作成、講師派遣)
(2)実施計画の作成支援(講師派遣、計画への助言
(3)活動実施への支援(経費支援、他団体、地域とのマッチング等)
4 事業費
(1)運営委員会(仮称)の開催経費 36千円(委員旅費)
運営委員会…活動アイディアの選考、講座カリキュラムの検討
(2)講座実施に係る費用 36千円
・講師謝金、旅費(明大、鳥大以外)
・会場使用料(標準事務費)
(3)活動実践の支援に係る経費 486千円
・企画作成等に関する講師謝金、旅費(36千円)
・視察研修、イベント開催等、活動実施に必要な経費に対し補助金交付(450千円:定額補助、上限150×3団体)
(4)標準事務費 171千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○平成20年度の第1期講座の開講以来、5期にわたり講座を実施し、約150名の女性が受講している。
○近年は、生涯学習の観点での受講者が多く、受講後の活動につながりにくい。
これまでの取組に対する評価
○第1期修了生がNPO法人や子育てグループを立ち上げるなど、具体的な活動につながった。