現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 文化観光局のとっとり因幡グリーンツーリズム推進事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとり因幡グリーンツーリズム推進事業

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文化観光局 東部県民局 県民課地域づくり担当  

電話番号:0857-20-3655  E-mail:toubukenmin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
25年度当初予算要求額 1,648千円 794千円 2,442千円 0.1人 0.0人 0.0人
24年度当初予算額 1,648千円 1,609千円 3,257千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,648千円  (前年度予算額 1,648千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業目的

県東部(東部・八頭総合事務所管内)のグリーンツーリズムを推進することにより、中山間地域への観光客等の入り込み数の増加を図り、認定3年目を迎えた山陰海岸ジオパークやエコ、スポーツなどさまざまなニューツーリズムとの連携を進める。

2.事業内容

平成25年度協議会の事業及び経費案

    (1)協議会事業費  1,135千円
     ・HPの管理運営及び情報発信事業  651千円
     ・会員に対する研修事業        220千円
     ・会員に対する支援・助成事業     264千円

    (2)協議会事務局運営費  2,276千円

    合計(1)+(2)=3,411千円

3.要求額

とっとり因幡グリーンツーリズム推進協議会県負担金
1,648千円

〈算出根拠〉 

(協議会総経費3,411千円−民間会員会費115千円)×1/2

=1,648千円

4.現状および将来の見通し

○現状
・現在23の民間正会員で構成
    (会員団体数の推移は以下のとおり)。

【協議会構成団体数の推移】
H22.4設立当初
H23.4月
H24.10月現在
鳥取市
11
14
岩美町
若桜町
智頭町
八頭町
12
16
23

・東部圏域全体(協議会会員)で45軒の農家等が協議会の設立以降新たに簡易宿所営業許可を取得(いわゆる農家民泊)。従来からある海岸地域の民宿も含めると全体で81軒。
・市街地の小学校の宿泊体験研修の場としての利用が増加
(鳥取市佐治町 H22 5校 → H23 9校)
・ホームページの新着情報を積極的に掲載しており、アクセス数が増加するとともに体験者数、宿泊者数も増加している。
・今年度新たにフェイスブックページも開設。ホームページとリンクさせて情報発信を行っている。

○将来の見通し

・現在は単体の会員団体での活動が主となっているが、ある程度大規模な小中学生の体験教育旅行の受け入れや、田舎暮らし体験を志向する都市住民の受け皿となるべく、広域の連携が今以上に望まれているところである。
・グリーンツーリズムには体験観光の受け地としての側面と、農村の6次産業化としての側面があり、その2つが両立されるように推進していくことが重要。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○H21年度 県東部のグリーンツーリズム現況調査
 グリーンツーリズムに関する情報発信や育成研修の必要性が明らかに。

○H21年10月 東部地区中山間地域振興協議会施策提言
 都市農村交流の取り組みを売り出すための体制作りの整備についての提言がなされた。これを受け、県及び東部地域の1市4町が連携して組織を立ち上げることで合意。

○H22年3月 1市4町が定住自立圏形成協定調印
 協定項目の一つとして、「グリーンツーリズムの連携に取り組み、圏域内の多様な魅力を活かして、地域内の相互理解、圏域内の交流・定住人口の増加策に一体的に取り組む」旨記載された。

○H22年4月 「とっとり因幡グリーンツーリズム推進協議会」設立
 各取り組み団体や県と1市4町の行政が連携し、インターネット等を用いた情報発信や、取り組み団体に対する基礎的な研修等を行う組織。事務局はNPO法人学生人材バンクへ委託(ふるさと雇用1名・平成23年度末まで)。

○平成22年11月 推進協議会のホームページを作成・公開。
とりネットと同じCMSを導入し、会員誰でもが更新可能に。会員の活動状況やイベント情報を中心に発信している。

○平成23年9月 会員団体の紹介と推進協議会の活動状況を掲載したリーフレット(マップ)を作成し、関係団体等へ配布。

○平成23年10月、食品衛生法施行条例の規制緩和
農家等において地場の食材を用いた料理を提供することが従来に比べて簡単なリフォームで可能になった。

○平成24年1月 主に民泊体験を実施している農家等を対象に、イノシシ肉の料理体験講習会を実施

○平成24年4月 事務局を鳥取県観光連盟に委託
平成24年度以降、既存の観光施設との連携や県外への情報発信を進め、さらにはグリーンツーリズムのみならずエコ、スポーツツーリズムなどのニューツーリズムと連携していくため、事務局を(社)鳥取県観光連盟に委託。

○随時、農家民泊促進のための研修会を、東部生活環境局等と連携して実施
(特に旅館業法上の簡易宿所営業許可取得と食品衛生について)

これまでの取組に対する評価

推進協議会設立以降、新規に民泊に取り組む農家等が増加し、小学生等の体験学習の受け入れや、森林セラピー体験客、中山間地域への移住希望者を中心に利用されている。

平成23年10月14日、食品衛生法施行条例の改正・・・これにより、従来の規制が大幅に緩和され、大規模な台所等の改修を伴わずに飲食物提供のための営業許可取得が可能に。地元産の野菜等を用いた料理を民泊で提供できる。

設立当初12団体だった民間会員が23団体に増加、ホームページアクセス数も増加するなど、着実に成果は上がっている。

民泊農家において宿泊客への体験メニューとしてイノシシ肉を使った料理体験を実施する農家が増加している。このため、獣肉の消費拡大を目指す「いなばのジビエ連絡協議会」との連携も期待できる。

工程表との関連

関連する政策内容

東部地区の観光の推進

関連する政策目標

グリーンツーリズムの推進及び山陰海岸ジオパークの活用推進





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,648 0 0 0 0 0 0 0 1,648
要求額 1,648 0 0 0 0 0 0 0 1,648