現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成25年度予算 の 水産振興局の海技士資格取得促進事業
平成25年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

海技士資格取得促進事業

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水産振興局 水産課 漁業経営担当  

電話番号:0857-26-7314  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 794千円 794千円 0.1人 0.0人 0.0人
調整要求額 182千円 794千円 976千円 0.1人 0.0人 0.0人
要求総額 182千円 794千円 976千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:182千円    財源:単県   復活:182千円

事業内容

1.事業概要

● 沖合底曳き網漁船を航行させるためには、国家資格である海技士(有資格者)の乗船が不可欠である。

     各種の資格免許取得にかかる経費を県及び漁協が支援することにより、漁船員のキャリア・スキルアップを図り、漁船員の資格取得を促進する。

    ● 沖合底曳き網漁船の安全性の確保と、県内の基幹漁業である沖合底びき網漁業の存続を図る。

    【参考】

    ○沖合底びき網漁船を運航するために必要な有資格者について
    種別
    必要な資格
    受験資格
    船長6級海技士以上
    (航海士)
    3年以上船舶の運航に従事。
    第2級海上特殊無線技士特になし
    機関長5級海技士以上
    (機関)
    船舶の運航に3年以上従事、または6級海技士の資格を持ち1年以上船長または航海士の経験があるもの
    一等機関士5級海技士以上
    (機関)
    船舶の運航に3年以上従事、または6級海技士の資格を持ち1年以上船長または航海士の経験があるもの
    通信士第4級海上無線通信士特になし

2.背景

● 県内の沖合底曳き網漁船全27隻中、必要最小限しか有資格者船員を乗船させていない船が10隻もあり、体調が悪くても乗船せざるを得ないなど、事故等、万一のリスク対応が不十分な状況で操業している状況である。(平成24年11月時点)

● 有資格者の高齢化が進んでおり、後継者の育成が急務となっている。

● 地元で講習が実施できる国の海技士資格取得支援制度(受講者負担額5〜10万円)があるが、全国で受講希望者が多く、本県での開催が難しい状況にある。


    ※ 平成24年7月に国の資格取得取得支援事業を利用して県漁協主催で講習会を開催しており、当分の間、本県で当該事業を活用して講習会を開催することは困難。
●個人で広島等で行われる海技士免許取得講習会を受講し、試験に合格する方法もある(国の支援事業により受講料無料)が、講習期間中の宿泊費等の経費の負担が大きく、積極的な資格所得の促進が図れていない。

3.事業経費

【各種資格取得に係る負担経費内訳】
必要な資格
受講期間
宿泊費
旅費
 受験料
負担経費
6級海技士
(航海・機関)
15日間
76,050円
17,290円
 8,370円
101,710円
5級海技士
(航海・機関)
 70日間354,900円17,290円11,070円383,260円
第4級海上無線通信士
15日間
76,050円
17,290円
 8,400円
101,740円

○宿泊費→県の研修旅費(1日当たり5,070円)を基に積算
○旅費→広島海技学院での受講を想定し、広島までの往復旅費を計上

4.調整要求内容

海技士資格取得支援事業【補助金額:182千円】

○ 資格取得後も継続して所属漁船で漁船員として継続して雇用される見込みの者が、県外で資格取得のための講習を受講する際の宿泊費等を助成。
【事業主体】 
  漁業経営体
【負担区分】
  県1/8、漁協1/8、個人1/4、船主1/2
【負担額(例)】

必要な資格
負担経費
県(1/8)
漁協(1/8)
個人(1/4)
船主(1/2)
6級海技士
(航海・機関)
101,710円
12,713円
12,713円
25,427円
50,855円
5級海技士
(航海・機関)
383,260円 47,907円47,907円95,815円191,630円
第4級海上無線通信士
101,740円
12,717円
12,717円
25,435円
50,870円

※負担区分の考え方
 資格取得者が増える事は漁船のリスク対応が充実し船主にとって有益なため、1/2の船主負担とする。
 また、漁船員自身のキャリア・スキルアップにつながるため1/4の個人負担とし、残りを県と漁協で負担。

【実施対象件数(見込み)】
 田後漁協:3名(6級海技士)
 鳥取県漁協網代支所:3名(5級海技士)
 
【総事業費】
 101,710円(6級海技士)×3名+383,260円(5級海技士)×3名=1,454,910円
 (県負担額)
  1,454,910×1/8=181,863円







要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 182 0 0 0 0 0 0 0 182
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 182 0 0 0 0 0 0 0 182
要求総額 182 0 0 0 0 0 0 0 182