これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<目標平均工賃:平成24年度>
月額33,000円
<現時点での対象事業所の達成度>
平成23年度平均月額工賃 15,552円
平成22年度平均月額工賃 14,726円
○マッチング件数
平成23年度 117件
平成22年度 99件
○実働日数
平成23年度 1,513日
平成22年度 886日
○延べ参加人数
平成23年度 6,961人
平成22年度 4,083人
○作業料金
平成23年度 5,650,539円
平成22年度 3,843,167円
○マッチングセンターの体制
平成24年度 コーディネーター3名
平成22,23年度 コーディネーター6名+事務補助3名(内訳:コーディネーター2名、事務補助1名×3圏域)
これまでの取組に対する評価
○障がい者の就労の場を農業分野へ拡大するため、平成22年度に「鳥取発!農福連携モデル事業」を開始し、2年間で延べ1万1千人の障がい者が参加。
○仕事が欲しい就労系障害福祉サービス事業所と人手がほしい農家とのマッチングを行い、平成22年度は35事業所、46農家等、平成23年度は35事業所、57農家等が参加。
○モデル事業に参加した就労系障害福祉サービス事業所の平均月額工賃は、平成22年度は14,726円(前年比+1,167円)、平成23年度は15,552円(前年比+826円)であり、工賃の底上げには有効な事業である。
○障がい者が就業可能な農作業があることが農家にも就労系障害福祉サービス事業所にも認識された。
○様々な農作業での連携が行われ、障がい者が就労可能は農作業のリスト化ができた。
○今年度は、皮むきや除草、調整作業といった単発の農作業から、ひとつの農作物の植付〜収穫までといった長期的な連携のマッチングを多く手がけた。
○関係者の次のような意見への対応が今後の課題
(農家)多くの事業所は土日が休みなので、毎日決まったロットを処理してほしい作業などは、繁忙期に対応してもらうことが難しい。
(事業所)単発の農作業では、収入が安定しないため、事業の計画が立てにくい。
○今後は、作業量はあるものの事業所の職員配置の問題により断っていた受託作業や、皮むきや除草といった単発の農作業だけでなく、事業計画が立てやすい長期的な農作業が受託できる体制作りへの支援が必要。
工程表との関連
関連する政策内容
小規模作業所等の工賃が平成18年度実績額の3倍となるように支援
関連する政策目標
就労継続支援B型事業所の平均工賃月額 33,000円