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平成26年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産試験場費
事業名:

粗飼料生産事業

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農林水産部 畜産試験場 酪農・飼料研究室  

電話番号:0858-55-1362  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 5,621千円 11,609千円 17,230千円 1.5人
補正要求額 1,490千円 0千円 1,490千円 0.0人
7,111千円 11,609千円 18,720千円 1.5人

事業費

要求額:1,490千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,490千円

事業内容

事業内容

大山ビューコントラクター組合により、県内で初めて導入された「チューブバッグサイロ方式」でのトウモロコシサイレージの調製方法については、作業体系や発酵品質といった面で不明な点があるものの、取り組むことによるメリットが多い。

    よって、この秋に収穫予定の畜産試験場のトウモロコシ圃場を急遽使用してチューブバッグサイロ方式による収穫作業を実践し、各種データの集積と分析を行ってメリットを明確化することにより本方式を農家へ普及・啓発させ、自給飼料の増産に資する。

背景

(1)輸入飼料価格の高止まりが続く中、ウクライナの政情不安や最近の急激な原油価格の高騰が、今後飼料の更なる値上げにつながるのではないかと懸念されている。
(2)飼料費低減対策として、酪農家を中心に自給飼料(トウモロコシサイレージ)の生産意欲が加速度的に高まってきている。
(3)大山ビューコントラクター組合では今年度新たにチューブバッグサイロ方式によるトウモロコシの収穫を行う計画となっているがその方式のメリットが農家に充分理解されていないのが現状。
(4)チューブバッグサイロ方式のメリットを活かすためには、畜産試験場が率先して試験を行い、自給飼料増産を推進していく必要がある。

目的・効果

目的
チューブバッグサイロ方式のメリット面を本事業で明らかにし、作業体系等をマニュアルとしてまとめ、農家へ普及・啓発することにより、自給飼料の増産を図る。
メリット面の例
(1)収穫作業に人手がかからない
(2)収穫作業スピードが速い
(3)置き場所が自由に選べる
(4)収穫量の増減に流動的な対応が可能
(5)新たなバンカーサイロの設置が不要

効果
チューブバッグサイロ方式の有効な活用法が確立されれば、現在トウモロコシサイレージを作っていない農家、あるいは、現在バンカーサイロ方式を行っているが面積拡大したい農家等もバンカーサイロの増設をすること無く取り組む事が出来るため、飼料自給率の向上につながる。

要求額の内訳

集積データの分析及び作業マニュアル作成に係る経費について
概要
場内圃場を利用した試験用チューブバッグサイロ作成委託
 1,490千円
(大山ビューコントラクター組合への作業委託料)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

場内の試験牛へ給与する自給粗飼料を栽培、調製している。また、場内で発生する試験牛の糞尿は全て堆肥化され、場内の圃場に還元されており、循環型畜産体系を実践している。

これまでの取組に対する評価

酪農部門においては給与飼料の約5割を本事業で生産された牧草等で賄っており、農家に提唱している飼料自給率の向上を実践している。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 5,621 0 0 0 0 0 5,621 0 0
要求額 1,490 0 0 0 0 0 0 0 1,490

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,490 0 0 0 0 0 0 0 1,490
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0