現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の特定家畜伝染病危機管理対策事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:家畜保健衛生費
事業名:

特定家畜伝染病危機管理対策事業

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農林水産部 畜産課 衛生環境担当  

電話番号:0857-26-7287  E-mail:chikusan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 117,538千円 20,121千円 137,659千円 2.6人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 117,538千円 20,121千円 137,659千円 2.6人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 116,650千円 21,449千円 138,099千円 2.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:117,538千円  (前年度予算額 116,650千円)  財源:国1/2 

一般事業査定:計上   計上額:117,538千円

事業内容

1 事業内容

国内で口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザが発生すれば、畜産業界だけでなく、地域経済に大きな損害をもたらす。生産者が安心して畜産業を営むことができるように、口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザなど特定家畜伝染病に対する危機管理体制を構築する。

2 事業内容

(1)特定家畜伝染病セーフティネット事業

    口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う移動制限による家畜及び生産物の補償を行う。

    (2)家畜伝染病迅速防疫体制整備事業

    口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザ発生農家の処分家畜の焼却埋却を実施する。

    (3)防疫対応整備費事業

    ○口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザの発生に備えた防疫資材の備蓄、防疫演習の実施、職員の教育訓練を実施する。

    ○口蹄疫が常在している東アジアから口蹄疫の侵入を防止する目的で国際定期便旅行者への靴底消毒業務委託(境港、鳥取港)並びに美保飛行場での靴底消毒用設備の管理委託を行う。

3 費用の内訳

細事業名
科目
財源
内容
(1)特定家畜伝染病セーフティーネット事業
(99,760)
 99,760千円
補助金国1/2・制限区域内外の生産物等の補償
(2)家畜伝染病迅速防疫体制整備事業
(15,690)
 15,690千円
標準事務費
(枠外)
国1/2・処分家畜等の焼埋却費
(3)防疫対応
整備事業
(1,339)
2,088千円
委託料
講師謝金
特別旅費
単県・研修会開催経費
(  97千円)
・国際便の靴底消毒に要する経費
(1,991千円)
(116,789)
117,538千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
家畜疾病の発生数の低減

<行財政改革の取組>
事業内容の見直しで、業務委託費が増加したが、業務効率が向上し、人件費削減につながる。

<現在までの取組み>
・平成22年11月に発生した高病原性鳥インフルエンザでは、当県も移動制限区域に入ったため、畜産物の売り上げの減少があり補填した。
・防鳥ネットの整備については、平成22年度は7戸の農家、平成23年度は5戸の農家、平成24年度は1戸の農家が本事業を活用している。
・県の東アジアからの観光誘致政策に県内畜産農家は強い危機感を示しており、平成23年2月から韓国・中国での口蹄疫続発を踏まえ、県独自に米子空港での旅行者に対する靴底消毒を実施。平成24年6月には大型クルーズ船の寄港に伴う靴底消毒を実施した。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
1 高病原性鳥インフルエンザ
・島根県における発生の際、移動制限等の防疫措置が県内にいても実施されたが、概ね円滑に実施された(過去の防疫演習等による効果)
・平成22年11月〜平成23年3月で9県24農場約183万羽の家きんでの発生が確認され、鳥取県から宮崎県へ3名、三重県へ2名の県職員獣医師(家畜防疫員)を派遣協力した。
・防鳥ネットの整備が進み、各農場における防疫対策がより徹底された。
2 口蹄疫
・平成22年の宮崎県における口蹄疫発生では、県職員獣医師(家畜防疫員)を15名派遣し防疫対応協力を行った。
・平成22年に、県内での発生に備え、防疫資材について緊急備蓄を行った。
・平成23年より、口蹄疫発生を想定した実地訓練を中部・西部地区(倉吉・西部家畜保健衛生所、中部・西部総合事務所)で実施した。(動員者の健康診断、殺処分、消毒、埋却溝掘削・埋却)

<改善点>
・危機管理対策は、消防訓練・避難訓練同様、継続して実施することが重要であるので、演習・訓練は必要である。
・防疫演習に併せて焼却時の対応を検討するために、焼却演習を実施する。
・備蓄資材について、不足部分について追加備蓄する。
・港湾の靴底消毒については、寄港岸壁区域への立入りは許可制であること、台風等の気象条件により寄港予定は急遽変更になることがあることから、確実に靴底消毒を実施するために海事業者へ業務委託する。

工程表との関連

関連する政策内容

安心安全な畜産物の生産に必要な衛生管理体制の整備

関連する政策目標

家畜疾病発生数の低減

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 116,650 57,725 0 0 0 0 0 0 58,925
要求額 117,538 57,725 0 0 0 0 0 0 59,813

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 117,538 57,725 0 0 0 0 0 0 59,813
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0