これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 県有林J−クレジットの取組
県有林で都道府県レベルでは高知県と並び初めて森林J−VERの認証を取得し、J−VERを販売したきたところ。
平成26年度からはJ−クレジットへプロジェクトを移行。平成26年12月での認証委員会に向け、認証申請中。
○認証取得量:1,923トン
○販売量:1,127トン(販売先:17社4団体)
2 県有林J−クレジット販売の工夫
販売については、鳥取県J−クレジット地域コーディネーター制度により、地元企業とのマッチングを図っている。
○コーディネーター:山陰合同銀行、鳥取銀行
○マッチング実績:8者、494トン
コーディネーターは県有林以外の認証取得者についても、マッチングに取り組んでいるところ。
3 県内の森林J−クレジット認証取得の推進
県内の森林所有者等についても、認証取得などの個別指導を行い、現在10者が取り組み、既に8者が認証を取得している。
また、県内の森林J−クレジットの購入を促進し、J−クレジット制度を普及するため、購入した企業、団体を「J−クレジットとっとりの森を守る優良企業等」として認定している。
○認定企業数:9者
4 ふるさと知事ネットワーク研究プロジェクト
鳥取県が10県のリーダー県となり、クレジットの販売促進、認証取得の推進策等について検討。
これまでの取組に対する評価
1 県有林J−クレジットは、順調に販売が進んできており、コーディネーターを活用した販売体制などが整ったところ。
2 県内の森林所有者の取り組みについては、認証取得など少しずつ広がってきているが、販売実績は依然として少ないため、企業サイドへの制度普及や販売システムの構築により、県内の森林J−クレジットの販売を推進する必要がある。