これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 松くい虫被害について
・本県における松くい虫被害は、昭和48年に発生し、昭和54年には約12万m3に達し、その後、予防と駆除を継続実施した。
2 防除対策について
・本県での松くい虫防除は、昭和48年の被害木駆除が始まりで、昭和51年には予防措置である地上散布を被害対策に取り入れた。
・昭和53年から航空機を用いた特別防除(空中散布)を開始し、駆除と予防を組み合わせた被害対策を継続実施。
これまでの取組に対する評価
・平成24年度の被害区域面積は、約1万7千haで、被害材積は約2.2万m3と、近年はピーク時の約10〜20%で推移している。
・平成25年度の特別防除(空中散布)面積は約1,400haで、ピーク時であった昭和61年の13,800haの約10%、平成24年度の被害木駆除は、昭和55年の109,215m3の約5%で推移している。
・平成25年度も天候の影響等により前年と同様に被害が多い状況であるが、守るべき松林での徹底駆除を実施している。