1 補正の概要
農業大学校で飼養する乳牛に給与する粗飼料を切断後、濃厚飼料など穀物とを混合撹拌する機器が破損したので、その機械を更新により整備する。
2 所要経費
エンジン自走式ミキサー(5m3)
| 数量 | 金額(千円) |
エンジン自走式ミキサー | 1式 | 10,600 |
運賃 | 1式 | 200 |
小計 | | 10,800 |
消費税 | | 864 |
合計 | | 11,664 |
3 目的・背景
農業大学校として学生及び研修生が円滑効率的に農業の実践教育が受けられる教育研修施設としての機械の体制整備。平成9年度の学校の整備時に導入した機械やそれ以前に導入された機械等が多いので、今後更新が必要となることが見込まれ、計画的導入を図っている。
4 要求理由
現有のTMRミキサーは平成9年度に購入し、耐用年数(5年)を大幅に超え、劣化による修繕が増えてきているため、平成28年度当初予算要求で備品要求を行う計画としていた。
その中で、平成26年3月に飼料を撹拌する軸部分が基部から折れ、使用不能となったため、今回は、早急に機器を使える状態にすることを目的に、本体と軸部分とを強引に溶接により簡易補修を行った。
しかし、この部分は元来負荷がかかる部分であり、また、朝、夕方使用するためその頻度も多いので、短期間で破損する可能性が高い。「明日再び破損することもあり得る」とメーカー側からアドバイスがあった。
また、取り替え部品によるメーカーによる修理はできないため、システム一式すべての交換が必要となった。従って、早急に機器の整備をする必要がある。
整備するに当たっては、撹拌した飼料(重量のあるもの)を運搬車で人力(2名)により飼槽に往復運搬するので、職員にかなりの負担(時間と人数)がかかっている。そこで導入する機種には切断及び混合撹拌機能に加えて自走による運搬機能の付いたものが必要である。