公共牧場機能向上事業

もどる

（この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください）

農林水産部　畜産課　酪農・経済担当　　

電話番号：0857-26-7291 E-mail：chikusan@pref.tottori.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	非常勤職員	臨時的任用職員
26年度当初予算額	44,513千円	3,096千円	47,609千円	0.4人	0.0人	0.0人
26年度当初予算要求額	44,513千円	3,096千円	47,609千円	0.4人	0.0人	0.0人
25年度当初予算額	0千円	0千円	0千円	0.0人	0.0人	0.0人

事業費

要求額：44,513千円　（前年度予算額 0千円）　　財源：単県　

一般事業査定：計上　　　計上額:44,513千円

事業内容

１　概要

預託牛の飼養管理を安全かつ効率的にするため、連動スタンチョンを整備する。また、猛暑による暑熱対策と冬場の換気不足に対応するため、飼養環境を改善する換気扇を増設する。

２　背景

■　畜産農家の要望に応え、平成２４年に冬季で常時１０００頭預託体制の牛舎を整え、通年で常時１０００頭の受入れが可能となった。

■　牛舎を増設した大山放牧場では、最大５３０頭の預託牛を飼養しているが、連動スタンチョンが整備されていないため、種付けや治療・ワクチン接種など管理に労力を要している。

■　また、餌の給与時に、1頭ごとに牛をつなぐことが出来ないため個体管理が出来ず、発育に差がつきやすくなっている。

■　さらに、夏季が比較的冷涼な大山放牧場も、近年の猛暑により繁殖成績に影響を及ぼしており、暑熱対策が必要となっている。さらに、牛舎が隣接したため、冬場には換気不足が発生し、呼吸器の疾病も危惧され、強制的に換気する必要がある。

３　事業内容

項目	内容	数量	事業費
連動スタンチョン	牛用連結柵	一式	１０，６０９千円
連動スタンチョン	委託設計費	一式	７２８千円
換気扇及び高圧受電設備	送風および換気装置	一式	７，０３７千円
	キュービクル増設	２箇所	２４，４９５千円
	委託設計費	一式	１，６４４千円
合　　　　　計			４４，５１３千円

４　事業効果

（１）良好なコンディションの育成牛を酪農家へ提供
飼養管理や飼養環境を改善し、良好に発育した育成牛を酪農家へ返すことで、公共牧場としての役割を果たし、酪農成績の向上を図ることが出来る。
　　
（２）効率的な飼養管理
預託牛への人工授精や治療などの際、牛を捕まえることが短時間で簡単にできることから牛の怪我や職員労力の軽減が可能となり作業効率が高まる。
　　
（３）暑熱および換気対策
暑熱対策により、餌の食い込みや繁殖成績が改善されることや冬場の強制的な換気により肺炎など呼吸器疾患の抑制が期待出来る。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◇公共牧場基盤整備事業は、平成２０年度～平成２１年度まで、放牧場轄内を中心に、堆肥化処理と飼料高騰対策のために必要な整備を実施。
・H20：鳥取放牧場堆肥化処理施設を整備し、堆肥処理能力を向上。
・H21：飼料価格の高騰対策として、河合谷･兵円牧場牧野の草地整備を実施。簡易草地更新機の導入による自給飼料生産基盤の強化。ＴＭＲミキサー（飼料混合機）を導入し、給餌作業を効率化。
◇平成２２年度より、大山放牧場の基盤整備へ移行。
・H22：整備に向けた設計を実施。
・H23：第2牛舎1棟、用地造成、電気牧柵の整備を実施
・H24：第１牛舎1棟　堆肥舎整備
◇平成25年度は和牛受精卵移植の機能強化
・ＥＴカーの整備、オガ粉製造装置を整備

これまでの取組に対する評価

◇鳥取放牧場の堆肥化施設の完成により、良質堆肥の生産が可能となった。
◇河合谷･兵円牧野の草地整備により、牧草収量の増加（飼料自給率の増加）が図られた。また、大山放牧場の牛舎整備により、今後、飼養頭数の増加が見込まれる。
◇以上のとおり、牧場基盤整備により、公共育成牧場の常時１０００頭体制が整備された。

財政課処理欄

　高圧受電設備の工事費に元気基金を充当します。

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
前年度予算	0	0	0	0	0	0	0	0	0
要求額	44,513	0	0	0	0	0	0	0	44,513

財政課使用欄(単位：千円)

区分	事業費	その他	一般財源
計上額	44,513	24,495	20,018
保留	0	0	0
別途	0	0	0

▲ページ上部に戻る

個人情報保護 | リンク | 著作権 | アクセシビリティ