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平成26年度
11月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産試験場費
事業名:

「百合白清2」による和牛王国復活事業

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農林水産部 畜産試験場 育種改良研究室  

電話番号:0858-55-1362  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 18,996千円 0千円 18,996千円 0.0人
18,996千円 0千円 18,996千円 0.0人

事業費

要求額:18,996千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:18,996千円

事業内容

1 事業内容

高能力種雄牛「百合白清2」を核とした鳥取和牛のブランド向上を目指し、凍結精液の増産、畜産試験場の衛生及びセキュリティ、第11回全国和牛能力共進会の優秀成績獲得のための体制を強化する機器整備を行う。

2 補正要求の理由

全国トップクラスの成績で現場後代検定を終了した種雄牛「百合白清2」は、その活用如何によっては今後の鳥取和牛ブランドの命運を左右すると思われる。現在、精液の注文に対して生産が追いつかないため制限配布を行っている状態であり、「百合白清2」精液の増産が急務である。また、全国的にも注目されていることから、県内外からの畜産試験場への来場者が激増しており、より一層の衛生対策、セキュリティ強化が必要となっている。平成29年に宮城県で開催される第11回全国和牛能力共進会においては「百合白清2」で上位入賞が期待される。肉牛区の出品牛の選抜には超音波肉質診断が欠かせないが、現有機器は老朽化が進んでおり、早急の更新を行い新型機種に合わせた画像診断手法を確立する必要がある。 

3 要求内容

区分
要求機器・用途
金額(円)
凍結精液増産
ストローマシン
 精液のストローへの分注・閉封
5,292,000
簡易急速凍結器
 精液ストローを液体窒素蒸気で凍結
1,172,000
蒸留水製造装置
 精液希釈液作成に使用
685,000
ストロープリンター
 精液ストローへの印字
5,301,000
分光光度計
 精子数、精液濃度の測定 
854,000
凍結精液保管器
 作製した精液ストローの保管
409,000
衛生・セキュリティ対策
監視カメラシステム
 種雄牛舎、精液保管室の監視
1,010,000
消石灰散布機
 外部からの進入車両(主にタイヤ)の消毒
157,000
消毒用動力噴霧機
 外部からの進入車両の消毒
303,000
超微粒子噴霧散布機
 牛舎内の殺菌、殺虫
357,000
全共
超音波肉質診断装置
 肥育牛の肉質診断
3,456,000
18,996,000


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

畜産試験場で基幹種雄牛3頭、種雄候補牛15頭の飼養管理を行い精液採取、人工授精用凍結精液の生産、保管及び供給を実施。

<精液供給本数>
 H24年度4,507本、H25年度4,670本、H26年度4月〜9月8,272本
<精液生産本数>
 H24年度19,527本(検定済6,874本)、H25年度19,459本(検定3,511本)、 H26年度4月〜9月16,955本(検定済4,778本)

これまでの取組に対する評価

「福増」、「百合白清2」等優秀な種雄牛が相次いで誕生し精液供給本数が大幅に増加し、生産本数も計画を上回っている。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 18,996 0 0 0 0 0 0 0 18,996

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 18,996 0 0 0 0 0 0 0 18,996
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0