事業名：
鳥取県産ブランド豚品質向上試験
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農林水産部 中小家畜試験場 養豚研究室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト
(A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 26年度当初予算額 |
11,244千円 |
30,182千円 |
41,426千円 |
3.9人 |
2.5人 |
0.2人 |
| 26年度当初予算要求額 |
11,302千円 |
30,182千円 |
41,484千円 |
3.9人 |
2.5人 |
0.2人 |
| 25年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額：11,302千円 （前年度予算額 0千円） 財源：単県
一般事業査定：計上 計上額:11,244千円
事業内容
１ 事業の概要
平成25年度に肉質に優れたバークシャー種(黒豚)の系統が完成予定であり、これにより大山赤ぶた（デュロック種）に黒豚を交配した高品質でオリジナル性の高い大山ルビーの生産体制が整った。
今後、黒豚の直接検定試験を実施し育種価評価を行うことにより、背脂肪厚等の産肉能力を把握すると共に、種畜性の高い雄黒豚を選抜し、これを供給することで、大山ルビーの肉質及び枝肉形質の斉一性を図る。
また、大山ルビーに県産飼料を給与した肥育試験を行い、肉質分析（オレイン酸、アミノ酸、筋肉内脂肪含量、筋束数等）を行うと共に食味官能試験及び食味センサーによる評価を実施し、食味向上を図りながら肉質と美味しさの関係を明らかにする。
併せて、大山ルビーと一般豚との差異を肉質分析、食味官能試験及び食味センサー等により明確にし、大山ルビーのアピールポイントを提示する。
２ 背景・目的
（１）大山ルビーの産肉能力向上と斉一性の高い肉豚生産のため、産肉能力が判明し、養豚農家にとって使い易く種畜性の高い雄黒豚の供給が必要である。
（２）大山赤ぶたに黒豚を交配した大山ルビーは、食味に優れた鳥取県独自のブランド豚であるが、今以上にブランド価値を高め定着を図るために、鳥取県産の飼料を給与して更に食味を向上させ、常に美味しく保たせることが重要である。
（３）養豚農家及び流通業者から、消費者に対して大山ルビーのアピールポイント（一般豚との違い、美味しさの具体的な特徴）を提示してほしいとの要望がある。
３ 事業効果
（１）直接検定により能力が確認された黒豚を供給することにより、大山ルビーの肉質及び枝肉形質の安定化が図られる。
（２）鳥取県で生産される飼料を給与し、食味に優れた豚肉生産を行うことによりブランド価値が向上する。
（３）アピールポイントを提示することで、消費者に対してブランド豚の特徴を具体的に説明でき、商品の差別化が可能となる。
事業の内容
（１）直接検定試験
バークシャー種の直接検定試験を実施し、産肉能力を把握すると共に、種畜性の高い雄黒豚を選抜し、これを供給することで、大山ルビーの肉質及び枝肉形質の斉一性を図る。
（２）肥育試験
大山ルビーに県産飼料米及び県産ひまわり油粕を給与し、肉質分析、食味官能試験及び食味センサーにより評価し、肉質と食味向上を図りながら肉質と美味しさの関係を明らかにする。
大山ルビーと一般豚及びデュロック種の比較試験を実施し、大山ルビーのアピールポイントを提示する。
平成26年度要求内訳
| 項目 | 金額（千円） |
| 肉質検査に要する臨時職員の賃金、共済費 | ３７２ |
| 備品の購入 | ２８８ |
| 出張、研修等の旅費 | ２６６ |
| 豚の飼養管理に必要な飼料費、医薬品費等 | ８，４５９ |
| 豚の登録・登記代、肉質分析料、手数料等 | １，９１７ |
合計 | １１，３０２ |
５ 事業期間・総事業費
| 年度 | 事業内容 | 事業費（千円） |
| 総事業費 | 鳥取県産ブランド豚品質向上試験 | ３３，３０２ |
平成26年度
（初年度） | ・直接検定試験
・肥育試験（一般豚及びデュロック種との比較試験、飼料米及びひまわり油粕添加試験） |
１１，３０２ |
| 平成27年度 | ・直接検定試験
・肥育試験（アピールポイントの提示、飼料米とひまわり油粕の比較） | １１，０００ |
| 平成28年度 | ・直接検定試験
・肥育試験（農家実証試験、給与マニュアルの作成 | １１，０００ |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成25年度に肉質に優れたバークシャー種(黒豚)の系統が完成予定であり、これにより大山赤ぶた（デュロック種）に黒豚を交配した高品質でオリジナル性の高い大山ルビーの生産体制が整った。
肥育試験では飼料米及びオクタン酸を飼料添加することによりオレイン酸含量が増加することが判明した。
これまでの取組に対する評価
黒豚は改良目標を概ね達成する見込みである。
肥育試験では今後、消費者に対して大山ルビーの具体的なアピールポイントを提示する必要がある。
財政課処理欄
備品購入費を精査しました。
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 要求額 |
11,302 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,285 |
1 |
7,016 |
財政課使用欄(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 計上額 |
11,244 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,285 |
1 |
6,958 |
| 保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |