概要
家畜保健衛生所の管理運営に必要な保守点検、当事業所から排出される廃棄物について適正に処理を行うために必要な経費
委託内容
現在28項目ある委託契約のうち5項目についてH27〜H29の3年間契約を行う。これらは、H21年より複数年契約を実施しており、1,契約事務の負担軽減、2,経費の削減が見込まれるものもあること、3,警備保障のように3月には契約準備が必要なことから実施するもの。
<H27〜29年の3年間経費>
区分 | (前債務負担額)
金額(千円) | 備考 |
ホルムアルデヒド測定業務委託 | (120)
124 | 倉吉家保のみ
(特定化学物質障害予防規則による義務) |
ダイオキシン類濃度測定業務委託 | (2,514)
4,481 | 3家保
ダイオキシン類特別措置法による義務
見積額の増 |
焼却灰重金属分析検査委託 | (203)
222 | 3家保
公害防止基準に基づく義務 |
焼却炉保守点検業務委託 | (2,835)
3,111 | 3家保
動物用焼却炉の定期点検に伴うもの |
警備保障委託 | (1,342)
1,051 | 3家保
家畜クリーンセンター |
計 |
8,989 | |
家畜保健衛生所の概要
家畜保健衛生所は、家畜保健衛生所法に基づき設置される施設で、県内3カ所(鳥取市、倉吉市、伯耆町)に設置。また、倉吉家畜保健衛生所の付帯施設で24ヶ月齢以上の死亡牛についてBSE検査のために延髄を摘出、死亡牛を一時的に保管する家畜クリーンセンターがある。
主な業務は
(1)家畜伝染病及び家畜疾病の発生予防及びまん延防止
(2)安全な畜産物を消費者に提供するための生産段階での衛生モニタリングや監視指導
(3)家畜衛生向上のための技術指導
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
県内における家畜衛生の向上を図り、もって畜産の振興に資する。
<取組状況>
家畜保健衛生所施設及び労働環境等の維持管理
○検査に用いる備品の保守点検を計画的に実施
○家畜保健衛生所から排出される廃液や焼却灰などの産業廃棄物等処理を適切に実施
○関連法に基づく環境汚染物質や有害物質の測定委託を計画的に実施
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
家畜保健衛生所の主要な業務である家畜の疾病診断に関して、社会的に影響の大きいBSEや高病原性鳥インフルエンザなどの診断が的確に実施できるよう、その必要性や検査の高度化への対応を考慮し検査機器の整備及び検査の信頼性を確保するため機器の保守点検を計画的に実施してきた。また、労働安全関連法に定める保安機器整備及び事業所から排出される廃棄物処理等へも適切に対応しているところである。