現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の鳥取しいたけ115ブランド化推進事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

鳥取しいたけ115ブランド化推進事業

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農林水産部 県産材・林産振興課   

電話番号:0857-26-7264  E-mail:kensanzai-rinsan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額(最終) 1,500千円 5,417千円 6,917千円 0.7人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,500千円    財源:国1/2、単県   追加:1,500千円

一般事業査定:計上   計上額:1,500千円

事業内容

1 事業概要

原木しいたけ115号(菌興115号)を鳥取県産原木しいたけのリーディングブランドにすることを目的とし、生産技術の向上および販売戦略を確立する

2 事業内容

原木しいたけ115号のブランド化に向けた取組を支援
区分事業内容事業実施主体事業量要求額補助率等
ソフト販売戦略の検討や技術研修会の実施、消費者などとの交流やPR活動への支援原木しいたけ115ブランド化促進協議会(仮)マーケティング調査、技術研修会(3回×2会場)、営業キャンペーン、イベント開催
 (3,000)
 1,500
国1/2
県1/2
ブランド化に向けた技術を実証するための原木代、種菌代を支援原木21万本分
(30,000)
0
購入原木100円/本、
立木64円/本、
種菌1駒1円
ハード施設整備発生ハウス、散水施設等
(29,000)
0
1/2
合計
(62,000)
1,500
               ※()は鳥取県緑の産業再生プロジェクト事業計上分を含む額

    【要求額】1,500千円
     協議会によるブランド化推進のうち、販売戦略策定のために行う新たな取組(マーケティング調査、料理人・シェフからの情報収集、販路開拓など)に要する経費
     ※協議会の運営や生産技術の確立、販売促進活動に要する経費(約1,000千円)は協議会が負担

3 現状と背景

原木しいたけを取り巻く厳しい生産環境
○品質は高いが、生産量は少ない。
 ・全国品評会で2年連続団体優勝を果たすも、生産量は全国の1%未満で
  知名度は低い。

乾しいたけは全農共選所に大口出荷、生しいたけは直売所への小口出荷

  ・生しいたけは乾しいたけに比較すると販売単価が高いが、選別・包装等出荷手間がかかる。
 →収穫最盛期(3月)は、生しいたけとしての出荷は避けられ、乾しいたけが生産される傾向。 
  ・しかし、乾しいたけの販売単価2,600円/kg程度(H25)で低迷しており、再生産不可能な水準以下に落ち込んでいる。
 

収益性が高くないため、生産者も増えていない

  ・平成22年以降、300名前後で推移しているが、30%を70歳以上が占める
  ・平成17年度開始の「新規生産者講座」修了者の半数が参入しているが、参入者の多くは乾しいたけ出荷量100kg/年以下であり、規模拡大に踏み切れていない。
               
安心・安全な鳥取県産原木しいたけの供給減
優れた生産技術の衰退
中山間地における資源循環利用産業の衰退

鳥取県産原木しいたけ再興に向けた動き
○原木しいたけ115号ブランド化に向けた取組の開始。

  ・原木しいたけ115号(菌興115号)とは、日本きのこセンターが開発した菌種であり、超大型厚肉で、うまみ成分が多い。
  ・鳥取県では原木しいたけ植菌数の58%が「菌興115号」。
  ・石川県では、菌興115号「のとてまり」としてブランド化

   →・ブランド化協議会を設立し、新規生産者がビジネス感覚で生産に取り組んでおり、出荷量も徐々に増加中。

    ・県内高級ホテルによる創作料理で高級ブランドイメージ創出に成功し、市場取引価格も高い。 

 この115号をブランド化するため、日本きのこセンターが「原木しいたけ直営事業」を立ち上げたところ(H25)。将来的に115号の植菌10万本/年を目標としており、県内生産者のモデル・牽引役となることを目指している。

      
意欲的な生産者を中心に
消費側ニーズを取り込みながら
原木しいたけ115号のブランド化を図る取組を支援
         ↓
鳥取県産原木しいたけ全体を底上げ・再興




これまでの取組と成果

これまでの取組状況


○鳥取県には、平成5年度に規格決定された菌興115号菌による「鳥取茸王」という、鳥取県産原木しいたけを代表するしいたけがあり、平成20年頃まで農協による集荷および共同選別が行われてきた。
 しかし、生産量が伸び悩み、現時点では原木生しいたけのブランドとして認知されるに至っていない。

○一方、石川県では同じ品種による原木生しいたけブランド「のとてまり」「のと115」が市場から高く評価されており、生産者の所得安定、新規生産者の獲得に寄与している。

○鳥取県は、日本きのこセンターによる優れた技術指導体制および全農乾しいたけ品評会連続優勝を果たした高い生産技術力により、「のとてまり」に匹敵する原木しいたけブランドの創出が可能なポテンシャルを秘めている。

○そこで、生産者など関係者一同によって、「鳥取県産115原木しいたけのブランド化」を大きな柱とする「鳥取県きのこビジョン」の策定を目指しており、新年度からブランド化にむけた取り組みを開始することとしている。

これまでの取組に対する評価

工程表との関連

関連する政策内容

「きのこ王国」への推進

関連する政策目標

「きのこ王国とっとり」推進に向けた取り組みを支援する。


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 1,500 0 0 0 0 0 0 0 1,500
保留・復活・追加 要求額 1,500 0 0 0 0 0 0 0 1,500
要求総額 1,500 0 0 0 0 0 0 0 1,500

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,500 0 0 0 0 0 0 0 1,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0