現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の【日野モデル】一歩踏み出す6次産業化支援事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

【日野モデル】一歩踏み出す6次産業化支援事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 日野振興局 農業振興課生産流通担当  

電話番号:0859-72-2007  E-mail:hino-shinkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 628千円 1,548千円 2,176千円 0.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 749千円 1,548千円 2,297千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 764千円 2,383千円 3,147千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:749千円  (前年度予算額 764千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:628千円

事業内容

1 事業の目的

 冬場の所得確保に繋げることを目的に、農業者等が春から秋までに生産した農産物を活用し、冬期間に加工、流通(販売)を行うなど6次産業化への取り組みのきっかけ作りを支援する。

2 事業の内容

意欲のある農業者等を対象に、6次産業の概念、加工品の開発、販路開拓のノウハウを学ぶ講座を開設する。また、初めて加工を行う農業者が、農閑期の冬期に試験的に加工技術の習得に必要な経費の一部を支援する。
 区分
 内容
事業主体
補助率
事業費
(千円)
要求額
(千円)
6次産業化基礎講座
加工品開発・販路開拓、優良事例による講座(年2回))
244
244
加工技術実習
認定農業者、認定就農者、または任意組織への試験的な加工実習
認定農業者、認定就農者、または任意組織
県 1/2
町 1/2
1,014
507
1,258
751

    事業実施年度
    平成24年度〜平成26年度

3 事業の背景

○日野郡では、中山間地であり冬期の農業所得の確保が難しい。

○この時期に農産物の加工・販売に取り組むことは、経営を安定させる上で有効であると考えられる。

○しかし、日野郡の農業者は、冬期以外は栽培や出荷作業に追われ、加工・販売に対する意識が低い。また、加工・販売の意欲があっても、投資リスクを恐れて、なかなか取り組みへの一歩が踏み出せない状況である。

○また、生産から加工、流通(販売)に取り組む郡内農業者はいるものの、米を中心としたものでり、米以外にトマト、ピーマン、白ねぎ、ブロッコリーなどが作られている郡内において、他の農産物の活用が望まれる。

4 6次産業化基礎講座の取組経過

○平成24年度は、他地域での6次産業化の取組事例を学ぶため、講座の開催、視察研修を行った。出席した人の中に、「生産ばかりでなく6次産業の必要性を感じた」と感想を述べている人もおり、6次産業化への意識づけとなっている。

○平成25年度も同様に講座の開催を予定しているが、平成24年度のアンケート結果から、講座については8割弱、視察については6割強の出席者が「(研修について)参考になった」と回答しており、今後も開催する必要がある。

5 加工技術実習の取組経過

○平成24年度は郡内でトマト栽培等に取り組む農業者が加工に取り組んだ。参加者全員が「(加工実習に取り組むことができて)勉強になった」と答え、中には将来的に6次産業に取り組む意向を持つ者もいた。


○平成25年度についても、トマト栽培に取り組む農業者等が加工に取り組んでいる。

○平成24年度に開催した6次産業化基礎講座で取ったアンケートで、こんにゃく作りを挙げる農業者がいたり、また若手農業者でしいたけを使って加工に取り組みたいと考えているなど、他の農産物を使った加工の取り組みの声が挙がっている。

7 想定される効果

○郡内農業者の冬期の収入源として加工販売が定着し、所得確保につながる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)6次産業化基礎講座
(平成24年度)
○11月に講師2名を招き講座を開催した。郡内外から48名の参加者が出席した。
○3月には視察研修を開催した。郡内から25名の参加者が参加した。
(平成25年度)
○11月22日 売れる商品作りをテーマに講義と実習を行い、生産者34名が出席した。

(2)加工技術習得実習
○生産者5名がトマトジュースやトマトケチャップ作りに取り組んだ。

これまでの取組に対する評価

(1)6次産業化基礎講座
(平成24年度)
○アンケート結果を見ると、講座については8割弱、視察については6割強の出席者が「(研修について)参考になったと回答しており、6次産業化に向けた知識が得られつつある。
○また、講座に出席した人の中に、「生産ばかりでなく6次産業の必要性を感じた」と感想を述べている人もおり、研修が6次産業化への意識づけとなっている。

(2)加工技術習得実習
(平成24年度)
○事業終了後に聞き取りを行ったところ、参加者全員が「(加工実習に取り組むことができて)勉強になった」と答えていた。また、参加者の中には、今回の加工実習をきっかけに将来的に6次産業化に取り組んでみたいと考えている方もいた。こうしたことから、加工技術の習得を図ることができ、6次産業化への意識づけなっている。

財政課処理欄


 基礎講座の実施回数は、前年と同じ1回とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 764 0 0 0 0 0 0 0 764
要求額 749 0 0 0 0 0 0 0 749

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 628 0 0 0 0 0 0 0 628
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0