(1)創業及び設備投資
景気回復の兆しがみえ始める中、設備投資を後押しする施策が求められている。
○日本再興戦略(H25年6月14日閣議決定)目標値
1.3年間で設備投資を10%増加
2.3年間で開業率10%台 (現状)全国4.5%、県4.2% 廃業率が上回る状況
3.5年間で新たに1万社の海外展開
○経済産業省企業金融調査(設備投資に関する臨時アンケート)「設備投資を積極化する。」全体の41%。うち主に海外向け16%。
○設備が老朽化しており需要増が見込めるも対応できないという懸念(事業者の声)
(2)消費税率引上げ
来年度4月以降、消費税率が引き上げ。(5→8%)
○駆け込み需要の反動減に伴う運転資金や会計システムのソフト更新などの費用が見込まれる(商工団体から聞取)。
(3)中小企業・小規模事業者の資金繰り
○国において、業況悪化業種に対する資金繰り支援措置(セーフティネット保証5号)が縮小される予定(H26.2ころ)
○売上高が水準は低いものの以前より伸び、制度融資の対象要件に該当しなくなることがある(商工団体から聞取)
○経営安定支援借換資金の借換回数制限は増やしてほしい(商工団体から聞取)
○経営活力強化資金は他の資金で借換えできないので、ぜひ継続を(商工団体から聞取)