鳥取県は、少子高齢化による人口減少、平成26年4月以降の消費税率引き上げ(8%、10%)等、卸・小売、サービス事業者等の経営環境は今後ますます非常に厳しい状況に置かれることが予想される。
一方で、高速道路の開通、DBS航路、米子鬼太郎空港へのスカイマーク便就航など、大交流時代を迎えた鳥取県に、新たなヒト・モノの流れが生まれるといった明るい材料も見られる。
これらの外部環境の影響を大きく受ける卸・小売業、サービス業等の業種は、ピンチであると同時にチャンスであるといえる。
消費増税等に付随する短期的な課題解決の取組を支援するとともに(ピンチの克服)、ヒト・モノの流れを着実に経済活性化(カネの流れ)につなげるべく、新たな消費喚起に向けた取組、業態転換も含めた生産性向上等の取組を支援し(チャンスをつかむ)、個々の企業の経営力強化を図っていくことを目的とする。