1 事業概要
病棟の直流電源装置(※)が老朽化(病棟の建て替えから28年を経過)していることから、当該設備の更新を行う。
→本年8月の点検の際、点検業者から部品の経年劣化等により更新することを推奨されたもの。
※直流電源装置:保護継電器(電気設備の故障を監視し、故障を検知した場合故障区間を選択し速やかに電力系統より切り離すよう遮断器へ制御信号を送出する安全装置)及び遮断機の動作用電源を供給する装置(耐用年数15年)
2 事業の目的
保護継電器と遮断器が正常に作動するよう整備しておくことにより、電源設備の故障発生に伴う被害を最低限にとどめる(院内の故障の系統だけが停電)とともに、地域に影響が及ぶことを防止する(※)。
※直流電源装置が正常に作動しなかった場合、院内の遮断器が働かず(故障箇所の切り離しができず)、電気事業者(中国電力)の変電所での電源遮断に至るおそれがある。この場合、地域に停電が及ぶだけでなく、受変電設備を設けている近隣の事業所の受変電設備に悪影響を及ぼすおそれがある。
2 所要経費
(単位:千円)
区分 | 金額 | | 財源 | |
| | 補助金 | 企業債(※) | 内部留保 |
病棟直流電源装置更新工事 | 28,161 | 0 | 28,100 | 61 |
※:企業債元利償還金の2分の1について、一般会計からの繰出しを要求する。