1 事業概要
平成25年度は、ワークライフバランスの啓発、推進(県庁改革推進プロジェクトチーム ワークライフバランスワーキンググループの取組の一環)のため、「職場力アップセミナー」により「認め合い」の意義、必要性の一般啓発をし、「「認め合い」の定着化のための研修」により職場で「認め合い」を実践するためのフォローアップを行ったが、全庁への定着化までは至っておらず、今後も引き続き各職員が「認め合い」の必要性を実感し、それぞれ主体的に実践することを促す必要である。
よって、平成26年度も引き続き、職場への「認め合い」の定着化のための各種取組を行う。
(参考)平成25年度の今後の取組
・「認め合いで職員が成長する職場づくりのための行動5則」(仮称)作成
・ワークライフバランスのセルフチェックを実施
2 事業内容と所要経費
(1)職場力アップセミナーの開催(5月を予定)・・・要求額572千円
職員一人ひとりに「認め合い」への一層の意識向上を働きかけ、実践していく意欲を高める契機とするため、著名講師を招へいし、「職場力アップセミナー」を開催する。
○講師及び講演内容
「認め合い」による笑顔あふれる職場づくり(仮題)
講師:有限会社シーズ 代表取締役社長 西村 貴好氏(予定)
○会場:とりぎん文化会館小ホール
○対象:職員全般
(2)職場への「認め合い」の定着化のための各種取組を実施
・・・標準事務費
○感謝等の気持ちを対象者に送信する「認め合い」カードメールなどを検討中
○職場毎の主体的な取組例を通知予定(終礼時の1日の振り返りの継続実施等)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成25年度には、職場力アップセミナーを開催し、「認め合い」の意義・必要性の一般啓発をし、全庁定着を図った。
また、「認め合い」の定着化のための研修を開催し、職場における取組のフォローアップを図った。
(1)職場力アップセミナー(7月16日、184人参加)
○講演:同志社大学 太田肇教授 ほか
○内容:「認め合いによる職場の活性化」として、認め合い(承認)の必要性、効果等について解説
○受講者の声
「認め合いが職場環境、モチベーション向上に重要であることを実感」
「認め合うことを意識的に実践したい」
「相手の落ち度を指摘しがちだが、今後は良い点を見つけ、伝える努力をしたい」
(2)「認め合い」の定着化のための研修
(10月28、29日西部・中部総合事務所:計44人参加、1月に東部を予定)
○職場における「認め合い」の効果、意義を実感できる内容のワークショップを実施
○専門講師から対人スキルとしての「傾聴」、「ほめる」について講義
○少人数の班に分かれ、ロールプレイで傾聴される場合、傾聴されない場合をデモ体験
これまでの取組に対する評価
平成25年度から「認め合い」の取組を開始したばかりであり、全庁への定着化までには至っておらず、来年度も引き続き各職員が「認め合い」の必要性を実感し、それぞれ主体的に実践することを促す取組を実施する必要がある。