(1)鳥取県への旅行実態と認知度
中京圏から鳥取県への宿泊旅行者は増加傾向にあるが、中京圏の人口(11,334千人)を考えると、今後もさらなる誘客増の可能性を有するエリア。
※鳥取県での宿泊旅行者に占める中京圏発地の割合
7.6%(2011年度)→11.6%(2012年度)
じゃらん調査
・アクセスの認知度の状況
一方、中京圏のかたに鳥取県の観光地等の認知度をアンケートすると「鳥取砂丘」「水木しげるロード」などの名前は知っているが、
・アクセスがわからない(新幹線の乗換え駅(姫路駅、岡山駅)が分からない。姫路に新幹線が停車することもあまり認知されていない)
・所要時間が分からない(6〜7時間かかると思っている方も多い)
といった問い合わせが多い。
(2)鉄道利用者へのPRの必要性
平成25年3月16日〜17日、名古屋市内で開催された「旅まつり名古屋」会場において、鳥取県観光アンケートを実施した結果、来県したことのある方のうち37%の方が列車利用であり、中高年を中心に鉄道利用者が比較的多いことが判明した。(回答者1,692人)
よって、利用者が見込まれる鉄道の一大ターミナルである名古屋駅において、「鳥取県の位置、鉄道アクセス、所要時間」を集中的にPRし、「鳥取県がこんなに近い」ことや県の魅力をPRすることが必要。
(3)鳥取県イメージのPR
特に名古屋駅のイベントスペースや広告枠は、マスコミ(新聞、テレビ局)、大手ブランド(ファッション、時計など)が広告を掲出しており、この枠を使ったPRにより、鳥取県イメージや認知度を高めることができる。