これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)大規模小売店舗立地法の運用、審議会の運営
諮問案件がない場合も年1回は審議会を開催し、庁内での協議状況等を報告。また、法の運用に対して意見をいただく機会としている。
(2)中心市街地活性化支援
・認定市町村(鳥取市(H19.11.30認定)、米子市(H20.11.11認定))に対して、中心市街地活性化協議会運営委員会等へのオブザーバー参画によりアドバイス実施。
・基本計画に掲載された各事業の検討会への参画、国補助事業要望にあたってのアドバイス実施。
(3)商店街振興組合指導事業
商店街振興組合連合会による管内商店街の指導に対する経費を補助。成功商店街等との交流、先進地事例の調査研究を実施。
(4)青年経済団体への加入
<主な活動実績(H25.10月現在)>
■鳥取青年会議所
・所属の地域ブランド確立委員会のメンバーとして、「鳥取=芝生」がイメージできるよう、ブランド化を目指すための意見交換や実際に主催イベントへの参加など
■倉吉商工会議所青年部
・主催イベント「自然魅力再発見家族キャンプ」の企画内容打合せ。イベント実施後の検証、意見交換。
■米子商工会議所青年部
・米子マルシェ(H24〜YEGが企画)についてグループ討論、委員会ごとに出店をイメージして内容を決定。
・米子マルシェに出店、ブース運営。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
○大規模小売店舗立地法の運用については、事案ごとに適切に事務処理・指導を行っている。大規模集客施設立地誘導条例(景観まちづくり課所管)との調整、届出件数の増加など、事務量が増加傾向にある。
○中心市街地活性化支援については、運営委員会等へのオブザーバー参加のみならず、関係機関との調整や助言等により、計画主体である鳥取市・米子市の進める各事業の進捗に寄与した。
○商店街振興組合指導事業においては、成功商店街との交流、先進地事例調査を通して、イベント運営のノウハウの取得、まちなか資源の活用方法の検討など商店街活性化へ向けた取組を行っている。
○H23は、商店街組合調査事業においてfacebook等による情報発信事業の計画策定に関する調査を実施、実際にfacebookページ、HP、ブログを開設。検討委員会への参加希望する若手が増加、事業の副次的成果として、商店街若手組合員及び後継者による組織が結成された。今後この組織を推進母体としてfacebook、ブログ、HPによる組合員の店、商品の紹介等の実施することも検討中。
○青年経済団体への加入については、各青年経済団体が実施している産業振興や地域づくりに向けた様々な事業に、県職員が積極的に参画しているところ。
○これらを通じて若手経済人と交流することにより、(1)県職員としての人材育成(人脈の形成や幅広い視点から物事を考えるなどの意識改革)、(2)地域課題を官民協働で解決する基礎づくり(互いの信頼感醸成等)に繋がっていると評価できる。