１ 事業概要
航空法に基づき、航空機の安全な運航を確保するため、空港の維持管理、消防業務、警備業務等を行うもの。
２ 事業内容
（１）維持管理費
空港施設の機能維持のために必要な点検・調査・補修等の維持管理業務に要する費用
（２）消防業務事業費
空港及びその周辺における航空機の事故、火災等の発生の際の消防活動に関する業務に要する費用
（３）保安対策業務事業費
空港内の秩序維持のため保安対策に要する費用
３ 査定内容
査定コメント：
備品購入費は優先順位を考慮し摩擦係数測定車両のみ認めます。（金額精査。元気交付金充当）
また、ほかについても優先順位・過去の実績を考慮し精査しました。
【査定額と調整要求額】
単位：千円
項 目 |
要求額 |
査定額 |
調整要求額 |
<<追加要求>> |
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委託 |
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航空照明及び電気施設維持管理 |
24,933 |
24,902 |
2,567 |
消防業務、制限区域内維持管理 |
99,440 |
99,440 |
707 |
負担金、補助及び交付金 |
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ハイジャック等防止対策検査補助 |
23,393 |
23,393 |
4,924 |
地上作業監視業務費補助金 |
2,484 |
2,071 |
621 |
需要費 |
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その他需要費 |
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▲9,452 |
追加要求額計 |
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▲633 |
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<<復活要求>> |
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備品購入費 |
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除雪ドーザー |
29,160 |
0 |
29,160 |
除雪トラック |
15,984 |
0 |
15,984 |
2tトラック |
4,405 |
0 |
4,405 |
灯火点検車両 |
3,658 |
0 |
3,658 |
バードスイープ車両 |
3,658 |
0 |
3,658 |
ハロンガス容器 |
4,710 |
0 |
4,710 |
負担金、補助及び交付金 |
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地上作業監視業務費補助金 |
2,484 |
2,071 |
413 |
復活要求額計 |
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61,988 |
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調整要求額計 |
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61,355 |
４ 追加要求
４追加要求額計 C=▲６３３千円
４−１ 委託費 C=３，２７４千円
平成２６年度からの鳥取空港５便化に伴い増額が必要となる委託費を追加要求するもの。航空照明及び電気施設維持管理業務委託においては、外業時間の減少を人員増により対応する。また、消防業務、制限区域内維持管理業務委託においては、バードストライク防止のため鳥駆除作業時間が増加する。
・航空照明及び電気施設維持管理 C=２，５６７千円
・消防業務、制限区域内維持管理 C=７０７千円
４−２ 負担金、補助及び交付金 C=５，５４５千円
平成２６年度からの鳥取空港５便化に伴い、ハイジャック等防止対策にかかる検査業務時間が増加するため、その補助金を追加要求するもの。
・ハイジャック等防止対策検査業務 C=４，９２４千円
・地上作業監視業務 C=６２１千円
４−３ 需要費 C=▲９，４５２千円
標準事務費の調整により減額するもの。
５ 復活要求
５ 復活要求額計 C=６１，９８８千円
５−１ 備品購入費 C=６１，５７５千円
老朽化による経年劣化が著しく、故障すれば除雪などの業務に支障が生じ、航空機が安全な離着陸を行うために必要となる車両の更新を要求したい。また、設置後２９年経過している電源局舎用ハロンガス消火設備の容器について、速やかに点検もしくは更新を行う必要があるが、点検を行うほうが高額となる可能性もあるため、更新にかかる費用を要求するもの。
・除雪ドーザー C=２９，１６０千円
・除雪トラック C=１５，９８４千円
・２ｔトラック C= ４，４０５千円
・灯火点検車両 C= ３，６５８千円
・バードスイープ車両 C= ３，６５８千円
・ハロンガス容器 C= ４，７１０千円
５−２ 負担金、補助及び交付金 C=４１３千円
・地上作業監視業務費補助金 Ｃ＝４１３千円
鳥取空港地上作業監視業務費補助金交付要綱に基づき「定期航空運送事業を経営する者」（全日空）が、「この事業に従事する職員」として「専任の監視員」を、警備会社への委託により配置している。全日空は、警備会社と「１日あたり６時間」の勤務（立哨及び待機）の業務委託契約を結んでいるので、これに沿って、補助金交付するものである。
補助金の額は要綱に、「警備保障会社等にその業務を委託して実施する場合は、その委託料の額に２分の１を乗じて得た額」とあるため、それに従い補助金交付する。