1 事業概要
現在、廃棄されている木材生産に伴い発生するバーク(樹皮)を、有効活用するための取組を支援する。
2 事業内容
【事業内容】
・未利用資源であったバークの新たな活用策の検討、活用策の一つである「きのこ栽培」の事業化に向けた検討に要する経費を支援
<新たな活用策の事例>きのこ生産、ペレット、堆肥、土壌改良材など
【事業主体】日南町バーク活用協議会(仮称)
【事業費】1,500千円(有識者からの助言、試験栽培、市場・販路調査)
【要求額】1,000千円
【補助率】2/3 (バークの活用は中山間地域の新たな資源の有効利用につながり、バークの活用方法が確立されれば、県内へ普及が期待されるため、支援が必要。)
※生産施設の整備は、事業化の検討後に国の事業を活用(予定)
3 現状・背景
〔目的〕
低質材の新たな受け皿として、木質バイオマスのバーク利用を推進することで、森林・林業の再生を図るとともに、地域資源を活用を推進する。
〔背景〕
・搬出間伐を中心とした支援制度(国)への移行により、木材生産の増加に伴う低質材等の発生量が増加していく見込み。
・林地残材等の低質材は木質バイオマスエネルギーの利用を推進しているところ。
・バークの利用は一部ではバーク堆肥、燃料等として利用されているが、有効な利用となっていない。
・バークのきのこ栽培へ活用の取り組みは、地域資源の有効活用のみならず、森林・林業の再生及び新たなきのこ産業の創出につながる。
→木質バイオマス(バーク)の利活用の実践が今求められている。