現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部の畜産物消費拡大チャレンジ支援事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

畜産物消費拡大チャレンジ支援事業

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農林水産部 畜産課 酪農経済担当  

電話番号:0857-26-7289  E-mail:chikusan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 6,000千円 2,322千円 8,322千円 0.3人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 6,000千円 2,322千円 8,322千円 0.3人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,000千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:6,000千円

事業内容

1 事業概要

畜産物の流通を主たる業務とする県内業者が、県内ブランド畜産物を広める事を目的とする県内外で行う販路拡大活動に助成する。また、ブランド畜産物が適切に流通していることを監視するための取組に対して助成する。

2 目的

県産畜産物のブランド化を推進する小売業者等が県内外で行う販路拡大活動に支援し、県内畜産物の取扱量を増加させ、適切なブランド畜産物が流通していることの確認も行う。

3 背景

・県内畜産業の成長戦略の一環として、「鳥取和牛オレイン55」、「鳥取地どりピヨ」、「大山ルビー」、「白バラ牛乳」等の様々な畜産物のブランド化を推進し、生産頭数の増加を図っているが、増産しても、流通段階で滞ることが多いため、結果的に生産量が伸び悩んでいる。


    ・特に、食肉の流通は、生産者から直接消費者への販売ができる青果物や魚介類など他の生鮮食料品とは大きく異なり、「と畜 → 枝肉製造 → 部分肉製造 → 精肉製造」という段階を経なければならないことや、食肉センター、食肉加工メーカー、卸売業者等の流通・販売ルートを経由する過程で流通量の制約が発生することから、生産と消費が直結しないという問題があり、生産振興や消費者へのPR等の取組だけでは、ブランドの浸透や流通拡大が困難な状況となっている。

    ・農協等の流通・販売部門や卸売業者等も県産ブランドのPRに努めているものの、従来の宣伝・販売方法や組織体制では限界があると思われ、新たな販売戦略への取組も期待できないのが実態である。

    ・生産者は、せっかくブランド化した高品質の畜産物が思うように売れない(ブランド品として販売できる量が制限され、すべての生産物を有利販売することができない)ことに不満を抱いている。

    ・さらに、一流ホテル等による食材の偽装問題で、消費者がブランド畜産物に対する不信感を持ちかねないため、早期に対策を打つ必要がある。

4 事業内容

(1)販路拡大対策への助成(6,000千円)
 鳥取県産畜産物を取り扱う飲食店等を3年間で10店舗以上増加(または鳥取県産畜産物の取扱量を2倍)にするため、首都圏、関西圏等に販路拡大を行う県内に本社がある流通業者に対して、販路拡大経費(交通費、パンフレット作成経費、試食会経費、生産者旅費等)の一部を定額助成する。
対象業者数:4業者(牛肉、ブランド豚肉、地鶏肉)
事業費:3,000千円×1/2(補助率)×4業者
=6,000千円


(2)ブランドアドバイザーへの助成
<緊急雇用基金事業で要求>
 昨年来からのブランド偽装問題を払拭し、県内畜産物に対する信頼を確保するため、畜産物ブランドの管理や検証等を行う人材を育成する場合に、ブランドを管理している団体に対して業務を委託する(想定委託団体:鳥取県牛肉販売協議会、(公社)鳥取県畜産推進機構)
ア 鳥取県牛肉販売協議会(4,157千円)
・人件費:1,973千円
・事業費:1,876千円
・消費税:308千円
イ (公社)鳥取県畜産推進機構(4,661千円)
・人件費:2,439千円
・事業費:1,876千円
・消費税:346千円

5 事業実施期間

平成26〜28年度(3年間)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○緊急雇用創出事業を活用して、流通業者が自ら企画して販路拡大する事業を実施。
(1)鳥取和牛販路開拓パワーアップ事業(2業者対象)
・関西圏、首都圏での取扱飲食店(H25.4月〜10月末) 64店増加
(2)県産畜産物ブランド化推進事業(2業者対象)
・大山ルビーの販売頭数の増加(平成24年、大山ルビーとして販売できず、一般の豚として販売した頭数が150頭あったが、現在では、供給不足(月間約10頭)となっている。

これまでの取組に対する評価

○流通業者の自由な発想による販路拡大対策を行うことができ、鳥取和牛を扱う飲食店数を予想よりも大幅に増加させることができた。

○また、大山ルビーは流通業者の問題で、供給過多の状況が続いていたが、取扱流通業者数を増加することで、現在は逆に供給不足となっている。

工程表との関連

関連する政策内容

「鳥取和牛オレイン55」「鳥取地どりピヨ」「大山ルビー」など、美味しい鳥取ブランドの形成

関連する政策目標

「鳥取和牛オレイン55」年間認定頭数:1,000頭、「鳥取地どりピヨ」年間生産羽数:20,000羽、「大山ルビー」年間生産頭数:1,000頭


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0