3 担い手業務推進事業 【19,831千円 県10/10】
就農相談業務、就農支援資金貸付業務のほか、アグリスタート研修生等新規就農者に対する農地確保・定着支援に関する業務(総務経費含む)を委託する。
●機構は、これまで農地保有合理化法人として地域農業の担い手や県外からの就農希望者の農地確保のほか、市町村段階では対応困難な農地の利用調整事案に的確かつスムーズに対応するとともに、県内外の就農希望者に対する相談・研修・営農開始まで一貫した支援を行い、地域農業の担い手の確保・経営安定を支援してきた。
●特に平成24年度からは、機構の業務のあり方を見直した機構改革プラン(H24.3策定)に基づき、公益財団法人として県の果たすべき業務を県に代わって自ら組織改革を行いながら業務に取り組んできており、県としても、改革プランを踏まえ、業務に見合った必要な予算を毎年度措置してきたところ。
●さらに、H26.4からは農地中間管理事業の実施主体として、H24から始まった人・農地プラン実行の推進役としてさらに重要な役割を果たすこととなる。
これらを踏まえ、機構が行う農地の中間保有・再配分を核とした担い手育成や県内外からの就農希望者に対する就農相談・研修、資金貸付、農地確保支援等を通じた新たな担い手の確保・育成が引き続き機能していくよう体制を整備する必要がある。