1 事業概要
県内河川上下流の関係者や県民の参加による森林整備を行うことで、海に良質で豊富な水や栄養分を供給するとともに、上下流相互の交流や県民参加のグリーンツーリズムを通して、森林の大切さや森と海の密接な関係について学びながら地域の活性化を図る。
(1)事業実施主体
森と海の交流体験プロジェクト実行委員会
※NPO法人等既存の団体も可
(2)事業内容
林業・漁業関係者のほか、地域住民やボランティア団体等広く県民の参加を募り、水源林の整備や海岸清掃等を通じて森と海のつながりについて学びながら交流することで、グリーンツーリズムを推進するとともに、上下流・地域の絆を深める。
・水源林や海岸林における植栽、間伐等の森林整備活動
・海岸清掃
・活動参加者への海産物・林産物の提供
・山での自然観察や漁船での網揚見学などを通じた子どもたちの相互交流
・適切な森林整備が海への恩恵をもたらすことなどを学ぶ自然環境学習会 など
(3)補助率 定額(上限1,000千円)
2 目的・背景
(1)森林を適切に整備することで、豊富な水や栄養分が川を下り、水質浄化や水産物の増加など海に豊かな環境をもたらすことについて、県民への理解を促すとともに、森から発信したとっとりグリーンウェイブを海まで届ける。
(2)上下流の住民や関係者が相互に森や海を訪れたり、そこへ県民が参加することで、森と海の密接な関係について学びながらグリーンツーリズムの推進を図る。
3 要求内容
森と海の交流体験プロジェクト実行委員会が地域住民等の参加を得て実施する、森林整備や海岸清掃等の相互交流に要する経費。(講師旅費・報償費、使用料、委託料、食糧費、消耗品費、保険料等)
要求額 3,000千円
(1地区当たり上限1,000千円 × 3地区)