・平成25年5月に開催された第64回全国植樹祭を契機に、県民が環境のために自ら行動する「とっとりグリーンウェイブ」を更に進めていくことが必要。
・県内の森林資源が充実しつつある中、全国植樹祭で醸成された『木を植えて大切に育てる』という意識だけでなく、木を使って森を育てるという意識を育てていきたい。
・そのため、子育て王国である本県において、子どもの健全な成長に寄与し、木の良さやその利用の意義を学ぶ「木育」に取り組むことが有効。
・まずは先進的な木育の取組を行っている『東京おもちゃ美術館』の協力のもと、木のおもちゃに触れ、木の持つぬくもりやあたたかみを感じることができる「木育キャラバン」を開催し、木育のきっかけづくりとしたい。
・更に「木を使うことで森が育つ」ことが体感できる機会を創出するため、木が伐られ、製品になるまでを体験する木育ツアーを開催し、子どもだけでなく、大人にも木育が浸透するよう取り組む。
・また、県内の若い力を結集して、木育スペース「「赤ちゃん木と森の広場(木育広場)」を作成し、これまで木に親しむ機会があまりなかった未就学児に木に触れて感じる機会を創出。学生・事業者・保育者等が広く参加する取組とすることで、木育の定着を図る。
(1)木育キャラバン・木育グリーンツアーの開催
・東京おもちゃ美術館(認定NPO法人日本グッド・トイ委員会)と連携し、木育キャラバンinとっとりを開催。様々な木のおもちゃで遊んでもらい、木育を広くPRする。
・併せて、県内市町村の木育関係担当者を集めた「木育円卓会議」を開催し、市町村における木育推進を図る。
・また、木の伐採現場や木が加工される工場の見学会を開催し、子どもだけでなく、大人にも「木を使うことが森を育てる」ことを体感してもらい、木育の浸透を図る。
(2)とっとり赤ちゃん木と森の広場(木育広場)の製作
・地域の学校(建築・デザイン関係の学科を有する鳥取環境大学、鳥取短期大学、米子高専を想定)等に木育広場のデザイン試作を委託し、優秀な作品は県産材を使って製品化する。
・製品化した木育広場は、公共施設への設置や各種子育てイベント等に貸出しを行うことで、木育の取組を後押しするとともに、県民に広く県産材の良さと、木を使って森を育てる大切さをPRする。
(1)木育キャラバン・木育グリーンツアーの開催
キャラバン:平成26年初夏頃開催
グリーンツアー:平成26年秋頃開催
(2)とっとり赤ちゃん木と森の広場(木育広場)の製作
・木育広場デザイン試作委託業務:4月中旬〜10月下旬
・発表会の開催:11月初旬
制作者によるプレゼンテーション
有識者による講評、講演
・木育広場製作委託業務:11月中旬〜2月中旬