事業名:
クロマグロ雌雄判別方法開発基礎調査
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水産振興局 水産試験場 漁場開発室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
26年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算要求額 |
1,007千円 |
0千円 |
1,007千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
25年度当初予算額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,007千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
一般事業査定:ゼロ
事業内容
1 背景
・境漁港は日本海で漁獲された太平洋クロマグロが多く水揚げされ、年変動はあるものの平成17年以降、生クロマグロの水揚量日本一である。
・北太平洋におけるまぐろ類資源の科学的評価を目的として設立された国際科学機関(ISC)では、太平洋クロマグロの親魚量は過去最低水準付近まで低下と評価されている。
・最大の漁獲消費国である日本では、現在、漁獲量の上限設定や削減を実施中であり、今後さらなる規制管理強化を実施している。
2 事業目的
・境漁港に水揚げされる日本海で獲れるクロマグロを持続的に維持するためには、精度の高い資源評価に基づく日本他の資源管理が必要である。
・近年の研究で、クロマグロは雌雄別に成長速度の違いがあることが分かってきたが、不十分な部分もあり資源評価において雌雄別の成長の異なりを考慮できていない。
・境漁港に水揚げされ、生殖腺の除去により雌雄が不明なクロマグロの各個体の雌雄が分かれば、雌雄別の年齢と成長の関係の解明につながる。
・そのため、クロマグロについて、ごくわずかな筋肉や鰭の一部から雌雄判別できる方法の開発が必要である。
3 事業内容
・クロマグロの雌雄判別できる方法の開発の基礎的な研究を、鳥取大学と共同で行う。
・雌雄の性染色体のDNAの塩基配列の違いを見つける。
(遺伝的に性を決定する部分)
・鳥取大学は、解析能力の高い次世代シーケンサーを所有
※次世代シーケンサー:一度に数億〜数十億塩基のDNAを解読することが可能な装置(従来型では1000〜10万塩基)
・事業期間 26〜27年度
4 効果
・精度の高い資源評価に基づく資源管理により、将来的に太平洋クロマグロ資源が安定することで、日本海でのクロマグロ漁が安定し、境港への水揚量が確保される。
【波及効果】
・体長数十センチのヨコワ(未成魚)の群れの性比等の解明
・養殖用種苗生産の為の親魚のイケス収容性比調整
・他のマグロ類への応用
所用経費
委託料(鳥取大学) 999千円
標準事務費(枠内) 8千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
水産庁の受託事業により次を県で実施している。
(1)資源調査
境漁港に水揚げされたクロマグロの水揚量、本数の集計及び各個体の体長測定、体重記録、生殖腺サンプリング等。
(2)仔魚調査
産卵場の推定のため、生まれて間もない仔魚について、隠岐東方海域において第一鳥取丸のネット曳きにより採集。
これまでの取組に対する評価
・資源調査では、年齢、成長、産卵、成熟状況等の生態的知見が収集され、資源評価に利用されている。
・仔魚調査では、第一鳥取丸では仔魚の採集はなかったが、他船による採集により産卵場は隠岐から能登にかけて行われることが分かるとともに、今後、海洋観測データにより仔魚の発生と海洋構造との関係が解析される。
工程表との関連
関連する政策内容
魚を絶やすことなく、資源を大切(有効)に利用するための漁獲方法の開発(資源管理の推進)
関連する政策目標
ズワイガニ、ベニズワイガニ、マアジ、クロマグロ等の各種調査の実施
財政課処理欄
クロマグロ資源評価の精度向上が、国や境港の資源管理の質の向上にどのようにつながるのかがわかりません。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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0 |
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要求額 |
1,007 |
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0 |
0 |
1,007 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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保留 |
0 |
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0 |
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別途 |
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