1 事業概要・背景
4月15日早朝の気温が氷点下を記録し、柿梨に約4億円の霜被害や茶でも収量等が低下している。また、その後の台風接近等に伴う長雨や日照不足により、農作物の生育に影響が出ることが懸念されるため、果樹等経営安定資金の融資枠を1億円増額し、被害を受けた農業者への融資支援を行う。
2 事業内容
果樹等経営安定資金利子助成事業
事業内容 | JA等が気象災害等を受けた農業者へ融資する資金への利子助成 |
対象品目 | 果樹、野菜、花き類及び工芸作物(ソバ及び茶) |
事業主体 | JA鳥取県中央会 |
補助率 | 1/3 |
融資枠 | 100,000千円の増額 |
事業費(県費) | 990千円(330千円) |
その他 | 基準金利:2.15%(8月20日改定)
末端金利:0%(県1/3,JAグループ他2/3助成)
利子助成期間:3年以内 |
※対象品目や融資基準・時期は利子助成運営委員会を開催して決定
3 要求額
(単位:千円)
予算時期 | 事業対象 | 事業費 | 県費 |
当初予算 | 新規融資枠3億円及び既貸付け分 | 9,211 | 3,071 |
9月補正(今回) | 霜被害・長雨日照不足に伴う融資枠1億円を増額 | 990 | 330 |
合計 | 新規融資枠4億円及び既貸付け分 | 10,201 | 3,401 |
4 その他
水稲については、いもち病の多発生に伴う緊急防除支援を実施しているところであり、今後の作柄等により随時追加措置を検討する。