事業名:
山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業
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生活環境部 緑豊かな自然課 山陰海岸世界ジオパーク推進室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
26年度当初予算額 |
83,966千円 |
30,182千円 |
114,148千円 |
3.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算要求額 |
60,277千円 |
0千円 |
60,277千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
25年度当初予算額 |
21,009千円 |
0千円 |
21,009千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:60,277千円 (前年度予算額 21,009千円) 財源:国1/2
政策戦略査定:計上 計上額:60,277千円
事業内容
1 事業概要
○世界ジオパークネットワークに加盟している山陰海岸ジオパークについて、観光面等での活用や、認知度向上に繋がる事業等を、山陰海岸ジオパーク推進協議会と連携し、官民あげて推進する。
○平成26年度は、世界ジオパークの再審査への対応を万全とするため、ジオパークのさらなる魅力づくり、おもてなし対策、新規ジオパーク地域対策などに取り組む。
2 事業内容 世界審査突破に向けて
【要求一覧】 (単位:千円)
項目 | 要求額 |
■1:ジオパークの更なる魅力づくり | |
(1)ロングトレイルルートの検討調査 | 9,218 |
(2)MOUNT&BEACHIクロスアドベンチャーinTottori | 7,500 |
(3)山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金 | 15,000 |
(4)山陰海岸ジオウォーク | (1,500) |
■2:山陰海岸世界ジオパーク自然遊歩道安全対策 | (70,981) |
■3:おもてなし対策 | |
(1)ジオパークガイドおもてなし研修会 | 1,000 |
(2)案内看板の整備充実
県実施分
市町実施分(山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金) | 658
(再掲) |
(3)ラッピングバスのリニューアル | 753 |
(4)外国人対応ガイドの設置 | (5,026) |
■4:新規ジオパーク地域対策 | |
(1)気運向上フォーラムの開催 等 | 2,100 |
(2)案内看板・パンフレットの作成
(3)記念ウォーキングイベントの開催 等
(山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金) | (再掲) |
(4)山陰海岸ジオパーク推進協議会負担金 | 4,952 |
■5:調査研究活動の推進 | |
(1)山陰海岸ジオパーク調査研究支援補助金 | 1,500 |
■6:ガイド活動の活性化 | |
(1)広域活動ステップアップ支援事業 | 2,000 |
(2)調査研究活動の推進(■4-(1)事業) | (再掲) |
(3)ナツヤスミ宿題ラリー | 3,600 |
■7:旅行商品の造成・情報発信 | |
(1)旅行会社等商品造成推進委託 | (6,000) |
(2)県外広報宣伝費 | (4,900)
5,000 |
(3)県政ジオバイザリースタッフ(仮称)の設置 | 396 |
(4)鳥取空港への電照看板掲示 | (1,296) |
(5)鳥取砂丘検定の実施 | (400) |
■8:隠岐世界ジオパークとの連携 | |
(1)鳥取港−隠岐観光クルーズルート調査 | 3,000 |
(2)大型客船による鳥取港−隠岐クルーズ | 2,100 |
(3)旅行商品造成促進 | 1,000 |
(4)両ジオパークガイド交流会・共同写真展 | (500) |
(5)県外での共同PRキャンペーン | 500 |
■9:その他事務費 | (4,067) |
合 計
[前 年 度] | 154,947
[101,226] |
内政策戦略段階 | 60,277 |
内一般事業段(括弧囲み部分) | 94,670 |
■1:ジオパークのさらなる魅力づくり
(1)(新)ロングトレイルルート検討調査(9,218千円)
素晴らしい自然景観やその土地ならでは食や文化を楽しみながら歩く「ロングトレイル(歩く旅)ルート」の可能性を検討する。
・専門家によるコースルートの検討
・テストイベントの実施
(2)(新)MOUNT&BEACHクロスアドベンチャーinTottori(7,500千円)
山陰海岸ジオパークでのアウトドアスポーツの楽しみを提案するため、スポーツ講習会や大会などを通じ、山陰海岸ジオパークにおけるスポーツツーリズムを推進する。(氷ノ山での大会と併せ連携して実施)
≪浦富海岸Blueステージ≫
≪氷ノ山Greenステージ≫
(3)山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金(15,000千円)
民間団体等が行うツーリズムや商品造成等を支援
(4)山陰海岸ジオウォークの開催(一般事業:1,500千円)
■2:山陰海岸世界ジオパーク自然歩道安全対策
世界ジオパーク再審査を平成26年度に迎えることから、ジオパークの重要なインフラである自然歩道の安全整備に万全を期す。
(70,981千円)
・岩戸〜大谷エリア(中国自然歩道)
・網代〜城原エリア(近畿自然歩道)
・羽尾岬エリア(近畿自然歩道)
・雨滝エリア(中国自然歩道)
・扇ノ山エリア(中国自然歩道)
※社会資本整備総合交付金(山陰海岸ジオパーク圏域広域観光活性化計画)
効果促進事業(交付率50/100)を活用
■3:おもてなし対策
(1)(新)ジオパークガイドおもてなし研修会(1,000千円)
ジオパークガイドを対象に、満足度の高いガイドを行うための研修会を開催
(2)案内看板の整備充実
・県実施分・・・・・49ヶ所(658千円)
・市町実施分・・・・36ヶ所(山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金(15,000千円)の内数)
(3)ラッピングバスのリニューアル(753千円)
H21年に整備したラッピングバス4台の一部リニューアル(新規:1台、エリア修正:3台)
(4)外国人対応ガイドの設置(一般事業:5,206千円)
■4:新規ジオパーク地域(鳥取西部)対策
(1)(新)世界を目指せ!山陰海岸ジオパーク新エリアPLUSフォーラムの開催等(2,100千円)
(2)案内看板、パンフレットの作成
(3)記念ウォーキングイベントの開催
((2)、(3)は山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金(15,000千円)の内数)
(4)山陰海岸ジオパーク推進協議会負担金(4,952千円)
■5:調査研究活動の推進
(1)(新)山陰海岸ジオパーク調査研究支援補助金(1,500千円)
県内のジオパークエリア内の調査研究を活性化させるための支援制度を創設する。
1)学生・研究者による拡大地域の調査研究:補助率10/10、上限500千円
2)高校、小中学校、ガイド団体、自治会等:補助率10/10、上限100千円
■6:ガイド活動の活性化
(1)(新)広域活動ステップアップ支援事業(2,000千円)
ガイド団体等が実施する広域的な活動に対する支援を創設(補助率1/2、上限1,000千円)
【想定される取組】
鳥取県自然体験塾が実施する鳥取〜兵庫の県境越えカヌーツーリングイベント
(2)(新:再掲)調査研究活動の支援(再掲:1,500千円)
(山陰海岸ジオパーク調査研究支援補助金の再掲)
(3)(拡充)ナツヤスミ宿題ラリー(3,600千円)
小中学生の夏休みの宿題対策として、ジオパークをテーマにジオパークガイドを活用した体験型学習講座を集中開催。(H25〜)
(平成26年度は兵庫県新温泉町と連携して拡充実施)
■7:旅行商品造成の推進・情報発信
(1)旅行会社等商品造成推進委託(6,000千円)
県外旅行会社職員の招致、新たな旅行商品造成の支援を鳥取県観光連盟に委託
(2)県外広報宣伝費(9,900千円)
全国版の旅行雑誌等を活用したPR、ホームページ作成、パンフレット作成等
(3)県政ジオバイザリースタッフ(仮称)の設置(396千円)
山陰海岸ジオパークの活性化と情報発信、及び世界再審査に対応するためのアドバイザリースタッフを設置
(4)鳥取空港への電照看板掲示(一般事業:1,296千円)
(5)鳥取砂丘検定の実施(一般事業:400千円)
■8:隠岐ジオパークとの連携
H25年9月に世界ジオパークネットワークに加盟認定された隠岐世界ジオパークと連携し、両ジオパークの魅力をアピールするとともに、両ジオパークの観光周遊を促進する。
(1)鳥取-隠岐観光クルーズルート調査事業(3,000千円)
・隠岐汽船の高速船を活用した両ジオパークを結ぶ観光クルーズ旅行を企画するための航路等の調査(H27年3月運航目標)
(2)大型客船による鳥取港−隠岐クルーズ(2,100千円)
・旅行会社の県外広告宣伝への支援
・船内イベントの実施
(3)旅行商品造成促進(1,000千円)
・両ジオパークを巡るツアーの造成支援
(4)ガイド交流会(一般事業:250千円)
・山陰海岸で開催(H25年度は隠岐で開催)
(5)共同写真展(一般事業:250千円)
・両ジオパークの写真コンクール入選作品の展示
(6)県外での共同PRキャンペーン(500千円)
・県外主要駅等でのブース展示、パンフレット配布
■9:その他事務費 (一般事業:4,067千円) |
3 背景・経緯
○山陰海岸ジオパークは、平成22年10月の世界ジオパークットワークの加盟認定後、地域において観光産業や学校教育等での活用が図られてきた。
○鳥取県東部の観光客数は、認定前の平成21年の2,939千人から平成24年の3,368千人と増加し、岩美町のシーカヤック体験者数や海水浴場利用者数も倍増するなど、一定の成果が上がっている。
○平成26年度は、4年に1度の世界ジオパークネットワークの再審査があり、これまでの取組をステップアップさせる年。
○とりわけ、平成25年度の日本ジオパークの再審査では、新規にジオパークとなった鳥取市西部地域の活動の活性化と、世界ジオパーク認定後の迅速な移行の準備態勢や各ジオサイトの魅力をつなぐ横の連携などが今後の課題としてしてあげられているところ。
○このため、地域活動の支援やツーリズムなどの活用を次のステージへとステップアップさせる必要がある。
4 平成25年度事業棚卸し結果
○評価結果:「改善継続」
○総括コメント:山陰海岸の地質遺産を教育・学術、環境、観光・地域振興に活用する取組であり、期待も大きい。現段階で事業の効果測定は十分ではないが、具体的な成果指標を設定し、「保全」と「活用」の両面に配慮しながら取組を一層推進していただきたい。また、関係自治体も多く組織的に効果が発揮できるよう取り組んでいただきたい。
○今後の方針:具体的な指標の設定については山陰海岸ジオパーク推進協議会とも相談しながら、新規にジオパークエリアとなった鳥取市西部地域の活動の活性化やさらなる魅力づくり、おもてなし対策、新たなツーリズムの提案など、平成26年度の世界ジオパークネットワークの再審査を契機としたステップアップに関係自治体等と連携・協力して取り組む。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(年度別の推進経過)
平成18年度
◇山陰海岸国立公園但馬地域連絡会議で世界ジオパークネットワーク加盟に向けた組織を設立することを決定
平成19年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会設立(7月)
平成20年度
◇日本ジオパークに認定(12月)
平成21年度
◇国内からの世界ジオパークネットワーク申請地域に決定(10月)
平成22年度
◇世界ジオパークネットワークへの加盟が認定(10月)
平成23年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会を中心に、山陰海岸ジオパーク110kmウオーク、山陰海岸ジオパークスタンプラリー等エリア全域を対象としたイベントの開催が行われた他、当県としても、引き続き地元での取組に対する支援や、県内外でのPRを行った。
平成24年度
◇第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウム開催(平成27年度)が決定
平成25年度
◇山陰海岸国立公園指定50周年記念事業と連携し、PIKA-PIKAイベント、宿題ラリー等により、山陰海岸ジオパークの魅力を国内外に発信。
これまでの取組に対する評価
◇世界ジオパークネットワークに加盟を果たし、県内を中心に認知度の向上が図られ観光客の入り込み客数の増加、教育現場での活用等が図られているところ。
◇写真コンクールなど鳥取県が新しい事業提案をし、山陰海岸ジオパーク推進協議会事業となるなど、協議会の活性化に貢献した。
◇しかしながら、まだまだ国内外での認知度不足は否めないところであり、引き続き普及・啓発に取り組むとともに、魅力的なツーリズムを提案する取組が必要である。
◇平成25年、鳥取市西部の新エリアを含めて日本ジオパークとして再認定された。
◇平成26年は、GGN(世界ジオパークネットワーク)の再審認定審査に新エリアも含めて再認定されるよう万全を期すとともに、地域活動やツーリズム等をさらにステップアップさせる必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
魅力ある観光地づくりと戦略的観光情報の発信
関連する政策目標
世界ネットワーク加盟を果たした山陰海岸ジオパークについて、関西広域連合の主管県として、ジオウォークなどのイベント実施や環境整備、教育活用、観光、JR活用等、多面的なジオパーク振興事業を推進します
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
21,009 |
8,213 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12,796 |
要求額 |
60,277 |
25,282 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
34,995 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
60,277 |
25,282 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
34,995 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |