1 事業の背景、目的
・鳥取県手話言語条例の制定や本県での全国障がい者芸術文化祭の開催などを契機として、観光情報のバリアフリー化を図り、様々な立場の方に鳥取砂丘を共に楽しんでいいただく。
・鳥取砂丘を訪れる様々な立場の観光客への情報伝達を円滑にするため、手話を活用した見所などの解説を行い、鳥取砂丘の魅力をより満喫していただく。
・鳥取砂丘周辺の観光事業者と連携して、観光情報バリアフリー化を図ることにより、もてなし向上を推進する。
2 事業内容
(1)手話解説推進事業
鳥取砂丘の見所を手話で解説する動画コンテンツを製作し、タブレット端末機等を活用してろう者の方々が観光情報を入手し易い環境を整える。
【活用例】
◆鳥取砂丘レンジャーによる砂丘内での解説
◆鳥取砂丘パークインフォメーションでの映像放映
◆とりネット掲載による情報発信
◆鳥取砂丘周辺各観光事業所の観光情報コーナーでの閲覧
【映像のイメージ】
馬の背、オアシス、風紋、砂簾(されん)、砂柱(さちゅう)、スリバチ、火山灰露出地、砂丘植物、らっきょう畑などの見所、鳥取砂丘条例、砂丘観光時の留意点等を手話、字幕、音声を交えて解説する。
(2)鳥取砂丘観光情報バリアフリー化促進補助金(仮称)
鳥取砂丘周辺の観光事業者(ホテル、レストラン、土産物屋等)が、とりネット掲載の手話情報閲覧のためにタブレット端末機等を配置する際の経費の一部を補助する。
○補助率:1/2、上限:2万円
3 要求額
2,975千円
【内訳】
(千円)
内 容 | 金 額 | 摘 要 |
手話動画コンテンツ 製作委託費 | 2,484 | 3分間×10テーマ |
タブレット端末 | 144 | 鳥取砂丘レンジャー携帯用他4台 |
映像放映用備品 | 147 | 鳥取砂丘パークインフォメーション設置用 |
鳥取砂丘観光情報 バリアフリー化促進 補助金(仮称) | 200 | 20千円×10事業者×1台 |
合 計 | 2,975 | |
【支え愛基金充当事業】