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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

次世代自動車普及促進事業

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生活環境部 環境立県推進課 環境実践推進担当  

電話番号:0857-26-7875  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 37,978千円 14,704千円 52,682千円 1.9人 0.0人 0.0人
26年度当初予算要求額 37,978千円 14,704千円 52,682千円 1.9人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 14,564千円 1,589千円 16,153千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:37,978千円  (前年度予算額 14,564千円)  財源:単県、その他 

政策戦略査定:計上   計上額:37,978千円

事業内容

1 目的

EV・PHVの普及に向けて、観光客の受入体制の整備とEV・PHV等の普及促進を図り、電欠の不安を感じないインフラ整備を目指すため、「鳥取県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」を8月に策定。その実現化方策として、主要観光施設等への整備とEV・PHVレンタカー導入の促進を図る。また、県内外へ本県の充電インフラ環境と観光資源をPRすることで、環境にやさしいドライブ観光交流を促進し、次世代型エコツーリズムの推進を図る。

    【事業一覧】
    事業名
    要求額
    (千円)
     【新規】EVエコドライブツアープロジェクト(岡山連携)  2,595
     【新規】      〃 (女子旅ツアー)  8,637
     【新規】充電ステーション情報発信事業  1,000
     【新規EV・PHV普及促進フォーラムIN鳥取  4,738
     【新規】第2期EV・PHVタウン構想策定事業  1,612
     【既存】充電インフラ整備事業(民間等整備)  5,100
    <債務負担行為設定済>
     【11月補正】充電インフラ整備事業(県整備)  7,183
     【既存】EVカーシェアリング事業  3,564
     【11月補正】EV・PHVレンタカー導入促進モデル事業  2,500
     標準事務費(枠内)  1,049
                 合     計 37,978

2 概要(新規事業)

EVエコドライブツアープロジェクト
ドライブ観光圏域である岡山や関西地域に対するドライブ観光誘客促進するため、EVでのモニターツアーを開催する。本県へのアクセスにおいて、電欠不安のないEV走行環境であることをPRし、ドライブ観光ルートを提案することにより、環境負荷が低い次世代型のエコツーリズム(エコ旅)の推進を図る。

〔鳥取岡山EVエコドライブツアー連携プロジェクト〕
本県と岡山県が連携して、鳥取岡山のモデルルートを公募で選定された県民が実際にエコドライブする。また、参加者は、充電ステーションにおける観光資源等を撮影し、「鳥取岡山EVエコドライブマップ」を作成する。
【実施主体】 両県の負担金による実行委員会
【参 加 者】 EVユーザー及びEVに興味のある県民 
【実施規模】 マイカーコース5組、チャレンジコース5組
【経費内容】 ガイドマップ作成費、EV使用料、モニター経費など 
【総事業費】 2,595千円 ※岡山県と同額
         ※鳥取・岡山県知事会談で合意済

〔EV女子旅モニターツアープロジェクト〕
JKBなど女子ユニットにEVで関西から本県へ急速充電の旅を行い、各観光施設等で食事等を楽しんでいる風景を撮影し、「とっとりエコ旅ドライブマップ」を作成する。また、動画を製作し、各自動車学校等で配信し、関西の若者に対してドライブ観光をPRする。
【モニタールート】 大山周遊、ジオパーク周遊など3ルート程度
【マップ配布先】 高速道SA、道の駅、主要観光施設など
【動画配信媒体】 自動車学校のJACLAシステム、フェイスブック
            等のSNS、ユーチューブ
【経費内容】 モニター報償費、マップ・動画制作費、広報費など
【総事業費】 8,637千円 

充電ステーション情報発信事業
県内の充電ステーション情報を県内外のドライバーに対して、電欠不安を解消して走行していただくため、スマホアプリの開発を行う。
【想定機能】 周辺情報検索、充電サービス内容、ナビゲーション
【経費内容】 開発委託費など
【総事業費】 1,000千円

EV・PHV普及促進フォーラム 〜 IN鳥取 〜
全国レベルのシンポジウム開催とEV・PHV試乗会、セミナーの開催など体験型のフォーラムを開催し、県民への次世代自動車の体験機会の創出や県外へのEV関連ビジネスの情報発信、県内事業者の人材育成を図る。
【開催概要】 布勢運動公園で以下のとおり実施
○EV・PHVタウンシンポジウム 〜IN鳥取〜
  ※経産省と共催で全国規模の大会を開催、国費との分担は調整中。
○EV・PHV試乗会とEV関連サービスの展示
○自動車メーカーによる次世代自動車セミナー
【経費内容】 謝金、特別旅費、車両運搬費、会場使用料など
【総事業費】 4,738千円
  
【仮称】第2期EV・PHVタウン構想策定事業
EV・PHVタウン構想が平成25年度に終了するため、構想検討会を設置し、新たな構想を策定する。
【構想内容】 次世代自動車の普及に向けた取組方針
○次世代自動車の普及台数とインフラ整備目標の設定
○EV・PHVの新たな活用方策(蓄電機能、災害機能など)
○パイロット事業など普及促進策
※新制度は、市町村の合意形成が新たな要件として付加。
【検討会メンバー】 以下の有識者等から構成
・大学、自動車メーカー、県内EV関連ビジネス事業者など
【総事業費】 1,612千円(委員報酬、旅費など)

3 概要(11月補正など既存事業)

充電インフラ整備事業

〔県整備〕※11月補正予算
県管理の主要観光施設である「山陰海岸学習館」と「とっとり花回廊」、県の玄関口である「鳥取空港」の3箇所に充電ステーションを整備。(国庫補助率3分の2)
【整備内容】 1箇所あたり普通充電1基、駐車場2区画
【工事内容】 充電器設置、電気工事、路面舗装、看板設置
【事業期間】 H25年度〜H26年度
【総事業費】 11,029千円(H26年度執行分)7,183千円                       ※債務負担行為設定済
〔民間事業者等の整備〕
民間事業者等がビジョンに基づいて充電ステーションを整備する費用の一部を補助する。
【対 象 者】 市町村及び民間事業者
【対象経費】 機器費、工事費
【補 助 率】 2分の1 ※普通充電は、3分の2
【限 度 額】 1,500千円 ※普通充電200千円
【補助総額】 5,100千円(急速3基、普通3基)

EVカーシェアリング事業
公用車としての率先利用とEVの体験機会創出によるPRのため、民間企業と連携したEVカーシェアリングを実施する。
【配備数】 3台
【事業費】 3,564千円(平日使用料)
       ※債務負担行為設定済

EV・PHVレンタカー導入促進モデル事業
鳥取空港の充電インフラ整備に併せて、次世代自動車をモデル的に導入補助し、県外観光客やビジネス客へ本県の環境への取組をPR。また、EV・PHVの利便性や快適性を体感していただき、レンタカー市場におけるEV・PHVの普及とビジネス化を図る。
【事業主体】 レンタカーサービス事業者
【事業期間】 H25年度〜H26年度
【補助額等】 PR車両の導入経費や看板、パネル等によるPR         に要する経費の一部を補助。
【限 度 額】 2,500千円 ※債務負担行為設定済

4 背景

政府は、EV・PHVの普及促進のため、各都道府県が策定するビジョンに基づいた整備計画に対して支援する「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」を創設。(平成24年度補正予算:約1,000億円)
【日本再興戦略】
 日本再興戦略(平成25年6月)において、「2030年までに次世代自動車の新車販売に占める割合を7割とすることを目指し、初期需要の創出性能向上のための研究開発支援効率的なインフラ整備を進める」としている。

◎政府方針を受け、本年8月、電欠の不安を感じないインフラ整備を目指して、「鳥取県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」を策定。
【ビジョンの取組方針】
 エコツーリズムやグリーンツーリズムなど環境に配慮した観光客の受入態勢の整備とe-モビリティ等の普及促進を図る。
【ビジョンの整備目標】
 2020年までに 527基 (急速183基、普通344)を整備
【基本方針】  ※以下の数値は基数
 1.目的地充電 228(公共・商業・観光施設など集客エリア)
 2.緊急充電   94(県外から市街地への交通アクセス)
 3.経路充電  105(目的地へのアクセス道へ配備)
 4.パイロット事業 100(先進的なサービスモデル創出)

【インフラ整備の進捗状況】            (単位)基
急速
普通
合計
 ビジョン策定前
33
55
88
 現計予算(現在)
33
60
93
 現計予算(予定)
41
70
111
 補正予算(見込)
54
83
137

◎本県ビジョンの策定を受け、グリーンウェイブPTで実現化方策を議論し推進方策を検討。
【PTのポイント】
○観光施設等への充電インフラ整備
○EV等を活用した観光振興方策
 ・モニターツアーなどによる観光振興方策
 ・充電マップの作成など充電ステーションの情報発信
 ・空港等におけるEVレンタカーの導入促進など(補正案件)


財政課処理欄


 

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 14,564 0 0 0 0 0 0 0 14,564
要求額 37,978 4,500 0 0 0 0 0 0 33,478

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 37,978 4,500 0 0 0 0 0 0 33,478
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0