事業内容
野生鳥獣肉の衛生的な取扱いを向上させ、安全な鳥獣肉を流通させるため、有識者を交えた検討会を開催し、『鳥取県「イノシシ・シカ」解体処理衛生管理ガイドライン』の見直しと鳥取県食品衛生法施行条例の改正を検討する。
事業費内訳
検討会の開催(報酬、費用弁償) 3回
○有識者委員7名
(想定メンバー)
学識経験者、衛生関係者、県内処理業者、県外の先進的研究機関、飲食店等
(内訳)
報酬 8,900円×7人×3回=186,900円
費用弁償 6,000円×7人×3回=126,000円
現状と課題
○近年増加する有害鳥獣の被害を減らすために「個体数を減らす対策」が進められており、その有効活用策として野生獣肉の食肉利用が進められている。
○地域振興の観点からも、各地で猪肉・鹿肉の料理・加工品開発の取り組みが進められている。東部地区では「いなばのジビエ」として統一して売り出しをしている。
○鳥取県では、捕獲したイノシシやシカを衛生的に解体処理すること目的として、平成23年6月に『鳥取県「イノシシ・シカ」解体処理衛生管理ガイドライン』を公表し、解体処理関係者に指導を行っているところ
○野生鳥獣肉の処理・販売は、と畜場法に基づくと畜検査などがないため、食品衛生法に基づく食肉処理業で行っているが、衛生的な取扱いにはばらつきがあるのも事実。
○現在県内で整備されている獣肉処理施設
東部7施設、中部2施設、西部1施設