氷ノ山グリーンエコリゾート整備事業

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生活環境部　緑豊かな自然課　自然公園担当　　

電話番号：0857-26-7200 E-mail：midori-shizen@pref.tottori.jp

	事業費(A)	人件費(B)	トータルコスト (A+B)	正職員	非常勤職員	臨時的任用職員
26年度当初予算額	150,788千円	5,417千円	156,205千円	0.7人	0.0人	0.0人
26年度当初予算要求額	150,788千円	5,417千円	156,205千円	0.7人	0.0人	0.0人
25年度当初予算額	16,067千円	6,437千円	22,504千円	0.8人	0.0人	0.0人

事業費

要求額：150,788千円　（前年度予算額 16,067千円）　　財源：単県、交付金（1／2）　

政策戦略査定：計上　　　計上額:150,788千円

事業内容

１　事業の目的・背景

○氷ノ山は氷ノ山後山那岐山国定公園の中心地であり、鳥取・兵庫県際の貴重な観光資源。しかし、その素晴らしい資源が生かし切れておらず観光の過疎化が生じている。

○

そこで、

海外でも『緑豊かな山』と評される氷ノ山を、「氷ノ山グリーンエコリゾート(オールシーズン自然体感リゾート)」として、

拠点（響の森）とフィールド(登山道)の一体整備と合わせツーリズムの実践

を国内外に発信

し、通年型観光による誘客を創出する。

事業内容	要求額(千円)	前年度予算額
○誘客拠点のリニューアル「氷ノ山自然ふれあい館”響の森”」のリニューアル	１０９，０６６	６,３７７
○誘客フィールドの魅力向上「氷ノ山登山道」の整備	３３，５５１	８，８８５
○誘客実践アウトドアスポーツＭＯＵＮＴ&ＢＥＡＣＨクロスアドベンチャーの開催	７，５００	－
○誘客施策の創出鳥取県氷ノ山グリーンエコリゾート推進協議会の開催	６７１	８０５
合計	１５０，７８８	１６，０６７

１　誘客拠点「氷ノ山自然ふれあい館」のリニューアル

（１）氷ノ山自然ふれあい館“響の森”施設リニューアル
１０９,０６６千円（6,377千円）
○響の森を『自然環境教育』・『ツーリズム』・『氷ノ山地域の情報発信(ビジターセンター)』の拠点施設とし、賑わいを創出する『氷ノ山の山の駅』をコンセプトにリニューアル。
○１階に「登山情報スペース」・「自然情報展示」・「標本製作体験ラボ」・「こども体験コーナー」・「多目的スペース」・「創作体験スペース」、２階に「手づくり展示と交流スペース」を整備する。

（１）事業費リニューアル工事/備品購入 109,066千円（6,377千円）

年度	項目	要求額（千円）
Ｈ２５	建築　実施設計費	２,２５７
Ｈ２５	展示　基本・実施設計費	４,１２０
	小計(実施中・当初予算金額)	６,３７７
Ｈ２６	建築　工事費	５７,２４５
Ｈ２６	展示　工事費	４８,４１５
Ｈ２６	備品　購入費	３,４０６
	小計	１０９,０６６
	合計	１１５,４４３

（２）リニューアルスケジュール
平成２５年度　実施設計（建築）/基本・実施設計（展示）
　 ↓
平成２６年度　工事（展示・建築）/備品購入
　 ↓
平成２７年春　リニューアルオープン

（３）これまでの経緯

年度	概要
Ｈ１１	氷ノ山自然ふれあい館「響の森」設置（総事業費：約31.3億円、入館料：大人500円）＜「森の精ノームが道案内する森の体験学習施設」をテーマに固定展示機器を中心とした有料施設としてオープン＞
Ｈ１６	入館者数減少への対応として、職員数の減・展示機器等に係る保守費用の大幅削減等をした上で、無料施設に転換。固定展示から自然体験プログラム等のソフト事業中心の運営に転換
Ｈ１８	指定管理者制度「第１期：３年間」スタート「鳥取県観光事業団」
Ｈ２１	指定管理者制度「第２期：５年間」スタート「鳥取県観光事業団」自然体験プログラムに力を入れた運営を行っている。
Ｈ２２	■利用者・有識者による意見交換会を開催。（２回） ■現状の課題、展示更新及び施設運営の在り方等について意見集約
Ｈ２３	■平成２２年度事務監査において「学校や子ども会等の団体を受け入れるにも活動を行うスペースが不足しているため、今後計画的に整備していく必要があると思われる。」との意見が附された。 ■氷ノ山一帯の地域経営の在り方を検討する中で、「響の森」の役割とリニューアル内容を決定することとなった（11月県議会）
Ｈ２４	■氷ノ山一帯の地域経営の在り方検討ワーキンググループを設置（４回開催） ■響の森の役割とリニューアル内容についてオーソライズ。
Ｈ２５	■ＷＧを発展改組した鳥取県氷ノ山グリーンエコリゾート推進協議会を設置。（推進協議会・ツーリズム企画部会・響の森リニューアル部会） ■響の森リニューアル部会において目指すべき方向性に沿った展示更新内容に関する具体的検討を行い基本設計・実施設計に反映。

２　誘客フィールド「氷ノ山登山道」の魅力向上

（１）氷ノ山登山道の整備　３３,５５１千円（8,885千円）
○鳥取県が管理する４つの登山道は、「登山を通じた鳥取・兵庫の両県交流」、「アウトドアスポーツのトレイル」、「国内外からの登山客と教育旅行の誘致」に欠かせない重要なインフラ。
○また、２５年度から「県際交流登山」を実施し本格的な交流を始めたところ。
○しかし、「標識が乱立して分かりづらい」「路面の浸食やぬかるみがある」などが指摘されており、『標識類の統合整備』と『路面整備』を行ない、ホスピタティーの向上とアウトドアスポーツの基盤整備を図る。

年度	路線	要求額（千円）
Ｈ２５	氷ノ山縦走線	３,９３５
Ｈ２５	氷ノ山周遊線（自然探勝路）	４,９５０
	小計（実績見込み）	８,８８５
Ｈ２６	氷ノ山縦走線	１２,６５１
Ｈ２６	仙谷登山道線	９,３４４
Ｈ２６	須賀ノ山登山線	１１,５５６
	小計	３３,５５１
	合計	４２,４３６

≪再掲　氷ノ山県際交流推進事業（東部振興課要求）≫

事業内容	要求額(千円)
氷ノ山県際交流推進補助金・鳥取・兵庫両県氷ノ山交流登山・氷ノ山両県一体マップの更新・印刷	３９０

３　誘客実践「関西圏最大のアウトドアスポーツフィールド」の確立

（１）ＭＯＵＮＴ＆ＢＥＡＣＨクロスアドベンチャーｉｎＴｏｔｔｏｒｉ
　　≪氷ノ山Greenステージ≫　７,５００千円（0千円）
　　≪浦富海岸Blueステージ≫　は山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業で要求
○氷ノ山山系と浦富海岸の豊かな自然を舞台に、多彩なアウトドアスポーツの楽しみを提案するため、講習会や大会の開催、専門誌タイアップ広告等を外部委託により総合的に展開し、関西圏で最大のアウトドアスポーツフィールドとして確固たる地位を築き誘客を促進する。
≪氷ノ山Greenステージ≫
　　・トレイルラン、ＭＴＢ、ボルダリング、アドベンチャーレース　等を想定
≪浦富海岸Blueステージ≫
　　・カヤック、スイム、アクアスロン　等を想定

４　誘客施策の創出

（1）鳥取県氷ノ山グリーンエコリゾート推進協議会の開催
　６７１千円（805千円）
○エコツーリズム・スポーツツーリズムを主軸に、地域資源を活かした通年型観光の拠点づくりを具体的に検討・実行するため、両県の官民参画組織「鳥取県氷ノ山グリーンエコリゾート推進協議会」において、氷ノ山ならではの誘客の新しいアイデア・施策を創出する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成２４年度に鳥取・兵庫の官民で組織する「氷ノ山一帯の地域経営の在り方検討ワーキンググループ」を設置、平成２５年度はＷＧを発展改組した「鳥取県氷ノ山グリーンエコリゾート推進協議会」を設置し、両県連携のもと、エコツーリズム・スポーツツーリズムを主軸に、地域資源を活かした通年型観光の拠点づくりを進めている。
その実践として、今ある地域資源である登山道や響の森等を活用した「インタープリターによる環境登山」・「両県交流登山」・「大人の修学旅行ツアー」・「トレイルレース」・「ロゲイニング」などを展開。

これまでの取組に対する評価

氷ノ山は次のステップとして、両県広域ツーリズム、グリーンシーズンのゲレンデ・渓流等を活用した新たなアウトドアスポーツ（アドベンチャーレース）の展開など、既存の地域資源を優先的に活用した氷ノ山ならではの新しいエコツーリズム・スポーツツーリズムの展開が期待できる。
拠点整備（響の森）、フィールド整備(登山道)、ツーリズムの実践の３つの柱を展開することにより、「氷ノ山グリーンエコリゾート(オールシーズン自然体感リゾート)」として通年型観光の拠点づくりを進めていく。

工程表との関連

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位：千円)

区分	事業費	財源内訳
区分	事業費	国庫支出金	使用料・手数料	寄附金	分担金・負担金	起債	財産収入	その他	一般財源
前年度予算	16,067	3,998	0	0	0	0	0	0	12,069
要求額	150,788	71,308	0	0	0	0	0	0	79,480

財政課使用欄(単位：千円)

区分	事業費	国庫支出金	起債	一般財源
計上額	150,788	71,308	25,000	54,480
保留	0	0	0	0
別途	0	0	0	0

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