1 事業概要
河川内の危険区域(重要水防区域や災害危険箇所)のパトロール点検、堤防点検の円滑化及び河川台帳システムを活用した合理的な管理を図るため、測量調査・点検、距離標設置等を行う。
(河川台帳システム内の平面図CADデータと連動し、座標化による管理を図る)
2 事業内容
(1)河川カルテの作成(県管理全河川対象)
■基本カルテ、構造物カルテ等から構成される「河川カルテ(河川の現況)」を作成し、当該河川の性状や被災履歴等を把握するとともに職員間で情報共有する。
※作成した河川カルテは河川台帳システムに取り込む。
(2)河川縦横断測量及び距離標設置(県管理河川のうち堤防を有する河川を対象)
■河川の縦横断測量により、河川の基礎的状態(地形データ)を計測し保管しておくことで、出水等による河川状態の(危険な)変化を速やかに把握し、水防活動等が必要な箇所(=重要水防区域等)の抽出等に寄与する。
■目標物の少ない河川に距離標を設置することで、円滑な河川管理活動(河川巡視・堤防点検)及び水防活動を支援する。
※測量結果及び距離標の座標データはは河川台帳システムに取り込む。
3 要求内容
H25(H24年2月補正)からの5カ年計画で実施しする予定としており、計画に基づく所用額を要求する。
(1)河川カルテの作成 26,281千円
(2)河川縦横断測量及び距離標設置 25,973千円