現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 文化観光スポーツ局のとっとりの文化芸術探訪事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

とっとりの文化芸術探訪事業

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文化観光スポーツ局 文化政策課 文化芸術担当  

電話番号:0857-26-7134  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算額 5,363千円 2,322千円 7,685千円 0.3人 0.2人 0.0人
26年度当初予算要求額 5,963千円 2,322千円 8,285千円 0.3人 0.2人 0.0人
25年度当初予算額 5,359千円 2,383千円 7,742千円 0.3人 0.2人 0.0人

事業費

要求額:5,963千円  (前年度予算額 5,359千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,363千円

事業内容

目的

◇本県出身または本県ゆかりの文化芸術分野の先人で、全国的に大きな業績を残しながら、業績や本県との関わりが地元では余り知られていない者について、その魅力や業績を再発掘・再評価・再認識し、地域の文化資源として活用する取り組みを支援する。


    ◇本県出身または本県ゆかりの文化芸術分野の先人の業績や魅力を県内外に広く発信する事業への支援を通じて本県の魅力の向上を図る。

    [期待する効果]
    ○地元の文化に対する県民の“気付き”を促す。
    ○文化芸術分野の先人を地域の文化資源として活用し、地域の魅力向上を進めるとともに、全国へ本県の魅力を発信し、鳥取県への誘客を図る。

事業内容

(1)顕彰活動の立ち上げ支援(1,500千円)
 全県的に顕彰すべき文化芸術分野の先人の顕彰事業を行う実行委員会等に対し、事業費の助成を行う。
[助成金の交付]
(助成率) 事業費の1/2
※上限:300千円<複数人の顕彰を行う場合500千円>または自己資金の5倍の額のいずれか低い額
(助成額) 300千円×5件
※継続2件、新規1件、相談中1件、年度途中の新規見込み1件
(期 間) 最大3年間

○継続中の事業
 ◇池田亀鑑顕彰事業(補助額 300千円)
  補助対象者
   池田亀鑑文学碑を守る会(加藤和輝会長)
  活動概要  
平安文学、特に「源氏物語」研究の権威であり、中世古典文学研究において大きな業績を残した「池田亀鑑」にちなんで、「池田亀鑑賞」を設立し、文学の基礎研究で顕著な成績の研究者への表彰及び記念講演会などを実施。

 ◇増谷麟顕彰事業(補助額 300千円)
  補助対象者
   特定非営利活動法人元気みなと(吉田明広理事長)
  活動概要 
現像の神様といわれるとともに発声映画の先駆者である「増谷麟」が現像を担当した映画作品の上映や、ゆかりのあるゲストによるトークイベント、紹介パネルの展示や地元映像作家の作品上映などを実施。

○新規(見込み)の事業
 ◇戸田海笛顕彰事業(補助額 300千円)
  補助対象者
  戸田海笛「喜怒哀楽の図」帰郷準備委員会(岡本日出夫会長)
  活動概要   
・海外において彫刻、日本画など高い評価を受けた戸田海笛の壁画彫刻「喜怒哀楽の図」(茨城県結城市に所蔵)を米子市に里帰りさせる活動を行っている団体。
・平成25年11月に気運を盛り上げるため100人委員会を設立し、今後の顕彰事業につなげる。

○相談中の事業
◇塩谷定好顕彰事業(補助額 300千円)
<補助対象者>
  特定非営利活動法人塩谷定好フォトプロジェクト(田中満雄理事長) 
<活動予定>
  芸術写真の草分け的存在として活躍した琴浦町出身の塩谷定好の顕彰事業を予定。
(2)全国発信事業への支援(2,000千円)

顕彰事業のうち、特に全国的な情報発信が見込まれる事業について、助成金の交付を行い活動への支援を行う。

[助成金の交付]
 (助成率) 事業費の1/2          
  ※上限:500千円または自己資金の5倍の額のいずれか低い額
 (助成額) 500千円×4件
  ※継続4件
  
◇尾崎翠フォーラムinとっとり開催事業(補助額 500千円)
  補助対象者
    尾崎翠フォーラム実行委員会(代表:土井淑平氏)
  活動概要
岩美町出身の作家。翠の魅力を広く紹介するため、平成13年度から「尾崎翠フォーラム実行委員会」がフォーラムを開催している。このフォーラムをきっかけに、昭和初期の文壇にひときわ異彩を放ちながらも幻の作家といわれた尾崎翠について、再評価の気運が高まるとともに、県民の尾崎翠に対する認識も定着しつつある。

◇放哉の会開催事業(補助額 500千円)
  補助対象者
    放哉の会(会長:八村輝夫氏)
  活動概要
鳥取市出身で明治の末から大正にかけて活躍した自由律の俳人。平成20年度から、「放哉の会」が、全国公募書道展「放哉を書く」を開催。

◇鷲見三郎顕彰事業(補助額 500千円) 
  補助対象者
    鷲見三郎メモリアルソサイエティ(会長:野坂百樹)
  活動概要
米子市出身のヴァイオリン奏者、指導者。奏者として新交響楽団(現NHK交響楽団)の第1ヴァイオリン奏者を務める。指導者としては千住真理子、佐藤陽子、澤和樹らを育てる。
平成20年11月に鷲見三郎メモリアルソサイエティを民間の有志団体が立ち上げ、門下生のコンサートなどを実施。

◇吉田璋也顕彰事業(補助額 500千円)
  補助対象者
    トットリプロダクツ協議会(チェアマン:福本竜平)
  活動概要
日本の民藝運動に大きな業績を残した「吉田璋也」を人文地域資源活用の視点で顕彰するシンポジウムを平成22年から開催。



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○顕彰活動立ち上げ支援事業により顕彰した者
 生田長江(18、19、20年)
 河本緑石(17、18、19年)
 伊良子清白(17、18年)
 阪本四方太、田中寒楼、伊良子清白(19年)
 井上靖(20、21年)
 松本清張(20、21年)
 鷲見三郎(21年)※22年度から全国発信事業に変更
 吉田璋也(22、23、24年)※25年度から全国発信事業に変更
 池田亀鑑(25年)
 増谷麟(25年)
 

○全国発信事業により顕彰した者
 尾崎翠(13年〜)
 尾崎放哉(16年〜)※平成19年度までは県が事務局
 鷲見三郎(22年〜)※21年度は立ち上げ支援事業
 吉田璋也(25年〜)※24年度までは立ち上げ支援事業

これまでの取組に対する評価

○顕彰活動立ち上げ支援事業
 地元の文化に対する県民の“気付き”を促し、地域の魅力の再発見に繋がった。

○全国発信事業
・尾崎翠
 毎年開催されるフォーラムに県外からの参加者もあり、また21年3月に行った東京でのフォーラムにより首都圏での関心も高まり、ANA機内誌「翼の王国」21年7月号に掲載されるなど、鳥取の魅力を全国に発信している。
・尾崎放哉
 20年度から行っている書道展には県外からも多数の応募があり、20年には「プリティー長嶋」も応募し受賞するなど、県内外から注目を集めている。
・鷲見三郎
 門下生によるコンサートを実施するほか、ホームページや報道機関、門下生への会報誌の発行、またとっとりふるさと大使・鷲見恵理子氏の国内外での活動を通して、情報を県内外に発信している。
・吉田璋也
 立ち上げ支援事業を活用して収集した吉田璋也作品のデータベース化などを実施。年度末に向けて写真展、シンポジウムを県内外の専門家や講師を招いて開催予定。また、ウェブサイトによる全国発信を同時に行う予定。

工程表との関連

関連する政策内容

文化芸術活動の活性化、鑑賞機会の充実

関連する政策目標

地域の持つ優れた芸術・文化資産の掘り起こし


財政課処理欄


今後の基本的な考え方として、立ち上げ支援3件と全国発信事業の支援を4件までとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,359 0 0 0 0 0 0 10 5,349
要求額 5,963 0 0 0 0 0 0 10 5,953

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,363 0 0 0 0 0 0 10 5,353
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0