国道４３１号交通円滑化検討事業

○このため、周辺道路への交通分散等の対策を講じる必要があり、平成２１年度に関係機関による協議会を設置し、実施すべきソフト・ハード対策を検討。
〔西部圏域交通円滑化協議会〕
　　メンバー：国土交通省、道路企画課、西部総合事務所、警察本部、米子市、境港市、日吉津村

【事業経緯】
○平成２２、２３年度
　・社会実験
　　国道431号への交通を県道米子境港線等に誘導する看板を置し、看板誘導ルートの交通量増や国道431号の旅行速度の向上など交通分散の効果を確認。

○平成２４年度
　・過去に実施した交差点改良事業の効果検証を行い、県西部の望ましい道路網ネットワーク、具体的対応策を検討。
　・これまでの社会実験を踏まえた道路標識の表示を変更。

○平成２５年度
　・渋滞が顕著な時期のみに仮設的に迂回誘導看板を設置し効果を検証。

周辺道路に交通を分散させ、道路網全体の交通機能を有効に発揮させることにより 国道４３１号の渋滞を緩和するため、周辺道路の交通容量の拡大対策を検討する。

【背景】
・これまで、主として国道４３１号のハード対策（交差点改良）や、ソフト対策（道路標識による誘導）による交通の分散により一定の効果が得られた。
・今後さらに、依然として混雑する国道４３１号の渋滞を緩和するためには、周辺道路の交通容量を高めるハード対策（交差点改良等）により、交通を分散させ渋滞を緩和する方策を検討する段階になっている。
　
【効果】
・周辺道路の渋滞ポイントが解消し、道路網全体の交通機能が有効に発揮されることにより、国道４３１号の交通が効率的に分散し、国道４３１号の渋滞が緩和する。

　　１．周辺道路の渋滞状況調査
　　２．渋滞解消策及び概算費用の検討
　　３．交通分散効果検証（交通量予測）
　　４．対策の優先順位の検討
　
　○西部圏域交通円滑化協議会
　　対策に対する意見聴取