事業の背景
○現在、既存の道路照明灯やトンネル照明灯について、消費電地からが小さく、寿命の長いLED灯への切り替えを進めており、節電・省エネに取り組んでいる。
○トンネル照明は、日中においても常時照明を点灯する必要があることから、通常の道路照明灯とは異なり、これに必要な電力も確保する必要がある。
○鳥取県においては、豊かな自然や変化に富む地形を生かして、太陽光や風力といった再生可能エネルギーを生み出す施設が増えているものの、道路施設(県管理)に必要とする電力を再生可能エネルギーにより自家発電した事例はない。
○そこで、道路施設における再生可能エネルギー(自家発電)の導入について 検討する。
事業の内容
○トンネル入口の照明は、明るい野外から暗いトンネル内に進入する際、ドライバーの急激な視界の変化を防ぐため、野外の明るさにより、照明の明るさを調整している。
○特に晴天時においては、急激な明暗の差により内部が見えづらくなることを避けるため、トンネル入口の照明は特に大きな電力を使用して、明るさを調整している。
○ついては、トンネル照明における日中の消費電力の削減を目的として、日中照明を点灯させるために必要な電力を太陽光(再生可能エネルギー)により発電する自家発電事業の実現可能性を検討する調査業務を実施する。
要求内容
要求額 C= 5,000千円
太陽光発電事業化検討調査 C=5,000千円
【調査内容】
次のことを踏まえ、自家発電事業の実現可能性について検討する。
○日照量調査を実施
○太陽光パネルの最適な設置位置を選定
○整備施設の規模等を踏まえた採算性の検討
事業の効果
○節電効果 ⇒ 電気代の削減
○製品寿命の延伸 ⇒ 球替え費用の削減
○災害時の安全確保 ⇒ 停電時における電力(照明)を確保
○化石燃料の使用量削減 ⇒ CO2削減効果・温暖化防止