1 事業目的
県が維持管理している治山施設について、年度途中に突発的に発生した災害、諸課題等に対し、枠予算を設けて、迅速かつ柔軟に対処し地域住民生活に支障がないようにする。
2.枠予算の必要性
枠予算を設けることで、年度途中に突発的に発生した被害、諸課題等に迅速かつ柔軟な対応が可能となり、地域住民の安心安全な生活を確保することができる。
3.現状と問題について
今年度は梅雨前線・台風豪雨、融雪災害に係る対応として、緊急修繕工事を2箇所実施した。今後想定される冬期風浪、融雪災害等に対応する予算に不足を生じる状態となっている。
4.事業実施範囲
◆県管理治山施設の小規模災害復旧及び維持修繕工事
◆災害関連緊急治山事業等の実施に先立って緊急に必要な応急対策工事
◆河川災害等に被害を与える恐れのある山地災害対策
(河川等で実施できない範囲のもの)
5.要求額
C=3,000千円(枠予算)
6.年度別実績
過去5カ年の実績
(単位:千円)
年度 | 梅雨前線・台風豪雨 | 冬期風浪・
融雪災害 | 合計 |
H21 | 407 | 0 | 407 |
H22 | 483 | 2,071 | 2,554 |
H23 | 2,921 | 0 | 2,921 |
H24 | 10,682 | 200 | 10,882 |
H25 | 705 | 2,451 | 3,156 |
5カ年平均 | 3,040 | 944 | 3,984 |
5カ年最大 | 10,682 | 2,451 | - |
H26 | 250 | 2,750 | 3,000 |
H26(11月補正) | 3,000 | 3,000 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆県が管理している治山施設の維持・修繕等について、緊急に対応しなければ管理責任が問われる場合においては、迅速に対応する必要があることから、枠予算を設けて適正に維持管理を行なってきた。
これまでの取組に対する評価
年度途中に緊急的に必要となる治山施設の維持修繕については、施設の管理者が迅速かつ適切に行うべきものであり、県民の生命財産を守る上からも必要不可欠な経費である。