1.事業概要
水需要がひっ迫している地域において、水資源有効利用の観点から、水田用水を都市用水及び水田以外の他種農業用水等へ転用するするため必要な用排水施設の整備を行う。
2.補正の理由
湖山砂丘畑への送水に係る施設整備は平成26年度中に完成し、平成27年4月から給水量等について効果検証を行う必要が有る。
しかし、調整池付近では土質の変更に伴い地盤改良の追加等の対策が必要となったことから、今回の補正予算において増額要求を行うもの。
3.補正要求額及び負担内訳
地区名 | 現計予算 | 補正
(今回) | 合計 | 適用 |
大井手地区 | 150,950 | 12,050 | 163,000 | |
○大井手地区:国50%、県30%、市町村15%、地元5%
(一般地区:国50%、県25%、市町村10%、地元15%)
4.事業の要件
・受益面積がおおむね200ha以上かつ末端支配面積が5ha以上であること。
・事業地域内に100ha以上の農用地区域が含まれること。
・再編水量が0.5m3/sまたは再編水量の比率が10%以上であること。
5.事業内容
・工事費 1式
(取水槽1箇所、調整池1式、揚水機場1箇所、送水管・水路工1式)
・測量設計1式
・用地買収補償1式
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
湖山砂丘畑の農業用水は、現在湖山池塩分導入実証試験に伴い暫定的に大井手用水から送水されている。
これまでの取組に対する評価
今後、湖山池の浄化や汽水化を継続的に調査・検討するためには、畑地を最低切り離しておく必要があり、早急な水源確保及び施設整備が必要である。