終了の理由
試験実施期間を終了し、一定の成果が得られたため。
事業概要
牛の繁殖技術(経膣採卵、体外受精、割球分離、核移植等)を活用して、1つの胚から多子を生産し、これを種雄牛造成に利用して和牛改良の効率化を図る。
得られた成果
経膣採卵・体外受精・割球分離の技術をほぼ確立した(移植可能ペア胚の発生率:29.4%)。核移植技術による胚生産が可能となった(移植可能胚の発生率:14.9%)。
今後の課題
それぞれの技術は一定の水準に達したものの、一卵性多子生産技術として組み合わせた場合の生産効率が低く、改善の余地がある。