終了の理由
未利用農地等を有効に利用でき、市場ニーズの高い品目検索や、省力管理法で一定の成果が得られたため。
事業概要
市場ニーズに対応した新品目検索や、高品質化技術を確立し市場性を高めるとともに、省力管理法を開発して生産拡大を進める。
得られた成果
・品目検索では、盆前後に出荷するシンテッポウユリや、ツルウメモドキなどの実付き枝物が適することを明らかにした。
・シンテッポウユリは、1.定植後の不織布被覆による生育促進法、2.低コスト施肥技術、3.苗冷蔵などによる開花抑制法を明らかにした。
・実付き枝物は、1.果樹棚などを利用した棚誘引で、大幅な省力栽培が可能となった。
今後の課題
・シンテッポウユリは、品種、定植時期、苗冷蔵の組み合わせを検討し、露地における長期出荷体系を確立する。
・実付き枝物は、棚誘引よりもさらに省力な樹形管理法を開発する。また、落葉処理法を検討し、出荷時の手間を削減する。